朝ドラ「まんぷく」あらすじ完全版(1週~13週)

目次

第1週「結婚はまだまだ先!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第1話 放送日:2018年10月1日(月)

好景気に沸く昭和13年の大阪が舞台ということで明るい雰囲気でドラマは始まります。
第1話ということで人物紹介が中心でした。
主人公の福子を演じる安藤サクラさんは役の年齢設定が10代ということでかなり無理?をして演じている様子。
あと、昭和13年の大阪が舞台なので役者陣にはキッチリと関西弁を使って欲しかったです。
第1話ではホノボノとした流れの中、最後に波乱が。
福子の母である鈴(松坂慶子)が突然、腹痛を訴え始めました。
でも、ナレーション(芦田愛菜)によれば、ここからドラマは始まるそうです。

第2話 放送日:2018年10月2日(火)

寝込んでしまった鈴(松坂慶子)は、咲(内田有紀)と小野塚(大谷亮平)の結婚を延期するよう懇願。
しかし、どうやら鈴の腹痛は仮病のようで・・・。
果たして、鈴の思惑は如何に?

第3話 放送日:2018年10月3日(水)

鈴(松坂慶子)の仮病?はやはり、しっかり者の咲(内田有紀)が結婚で家を出てしまい、福子(安藤サクラ)と二人きりになるのが不安・・・というのが一番の理由でした。
「私は武士の娘」が口癖なのに、まったく、武士の娘らしくない鈴さんです。

自分が母の不安の理由だと知った福子は落ち込みますが、職場では英語力を認められ、保科(橋本マナミ)の推薦でフロント係に抜擢されます。
自信を得た福子は、英語を習わせてくれたことや女学校に通わせてくれたことを鈴に感謝し、今後は自分がしっかりと鈴の面倒を見るので咲の結婚を認めて欲しいと改めて鈴に懇願。
これには、ようやく鈴も折れ、咲の結婚を認めました。

一方、営業が下手で発明品が売れずに困っていた立花萬平(長谷川博己)でしたが、その技術力を認めた加地谷(片岡愛之助)が共同経営を持ちかけ、自分が営業を担当すると申し出ます。
3話めにして、ようやくそれぞれの道が拓けてきた様子です。

第4話 放送日:2018年10月4日(木)

咲(内田有紀)の結婚に自分も何かお祝いがしたいと考えた福子(安藤サクラ)。
中之島に面白い幻灯機があると聞いた福子はそれを結婚式で使うことを閃き、萬平(長谷川博己)と会って幻灯機の貸し出しを交渉します。
しかし、いざ結婚式で幻灯機を使おうとした所、機械がうまく作動しないトラブルが。
そこで福子は咄嗟にユーモラスで感動的なスピーチをして場を繋ぎます。
そんな福子の姿を見て、萬平も感じるところがあった様子。
その後、幻灯機は無事に作動し、会場は感動と感激に包まれ、福子の演出は大成功に終わりました。
その様子を満足そうに見つめる萬平。
「お礼を言いたいのは僕の方です。」と言って謝礼も受け取らず清々しく去っていった萬平を見て、福子の方も感じるところがあったかもしれません。

今まで、実は電話では何度か会話していた福子と萬平でしたが、今回いよいよ出会いましたね。
先ずはお互いに好印象を持った様子・・・ということで何もかも幸せ一杯の第4話でした。

第5話 放送日:2018年10月5日(金)

咲(内田有紀)の結婚から3年経った昭和16年。
福子(安藤サクラ)は仕事も順調で充実した日々を送っている様子。
そんなある日、福子が働くホテルで大阪商工会のパーティーが催されます。
福子たちフロント係も接客にかりだされますが、そのパーティーに萬平(長谷川博己)も共同経営者の加地谷(片岡愛之助)と共に営業を兼ねて出席。
最初はお互いに気付かなかった福子と萬平でしたが、先ず、萬平が気付き、福子に声をかけます。
萬平は明らかに福子に気がある様子で、ようやく二人の恋が動きそうです。

そんな中、暗雲も芽生えてきました。
咲(内田有紀)が体調を崩しているという話しに福子の表情は曇ります。
おかしな病気でなければいいのですが・・・これから大変な時代に入っていきますし。

第6話 放送日:2018年10月6日(金)

咲(内田有紀)の見舞いに訪れた福子(安藤サクラ)は、咲から「誰か気になる人はいないの?」と聞かれ、咄嗟に萬平(長谷川博己)の顔を思い浮かべてしまいます。
どうやら、福子も無意識の内に萬平のことが気になっている様子。

克子(松下奈緒)の家に寄った帰り道、福子は偶然バッタリ道で萬平に出会います。
屋台でラーメンを食べながら話しをする二人。
そこで福子が電話交換手をしていた時も二人が電話で会話していたことが判明し、萬平は「こういうのを縁というんですかね・・・」と呟いて、福子との距離を縮めようとしました。

しかし、萬平は仕事面では社長の加地谷(片岡愛之助)と徐々に軋轢が生じている様子。
暗い表情はその事で悩んでいるのかと思いきや、萬平は突如、福子が働くホテルを訪れ、福子に交際を申込みました!
その時のセリフが前代未聞の面白さ!?なので引用しておきますね。
「福子さん・・アメリカと戦争が始まってしまいましたね・・・」
「でも・・・、でも・・・、僕と付き合っていただけませんか?」

第2週「…会いません、今は」あらすじ完全版(ネタバレ)

第7話 放送日:2018年10月8日(月)

福子(安藤サクラ)に交際を申込んでおきながら、すぐに撤回し、逃げるように去っていった萬平(長谷川博己)。
しかし、萬平は福子のことが頭から離れず、世良(桐谷健太)のアドバイス?もあり、再度、福子にアタック。
しかも今度は、「結婚を前提に・・」と更に自分からハードルを上げて。
もちろん仰天した福子でしたが、少し考える素振りをした後の答えは意外にも「・・・はい・・・わかりました・・」と即答で承諾。
そしてニッコリと満面の笑顔で微笑みました。
う~ん、大物ですね福子は・・・と感服した第7話でした。

第8話 放送日:2018年10月9日(火)

初デートに出かけた福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)はお互いの身の上話をしたりしてラブラブモード。
萬平と交際していることを鈴(松坂慶子)に知られて交際を反対されますが、それも幸せな悩みに過ぎません。
しかし、咲(内田有紀)が緊急入院したと聞かされ、福子は慌てて病院に駆けつけます。
真一(大谷亮平)から咲の本当の病名が結核であることを知らされ、天国から地獄に突き落とされた思いとなった福子。
これから戦争も本格化しますし、暗い展開が続きそうです。

それはそれとして、今回面白かったのが同じフロント係をしている保科(橋本マナミ)のキャラ設定。
美人で恋愛経験豊富そうに見えますが、実は全く経験無し。
恋愛相談を持ちかけた福子に対し、「むしろ聞きたいのはこっち。どうしたら良いの?」と尋ねる保科さんがとても可愛く見えました。

第9話 放送日:2018年10月10日(水)

咲(内田有紀)の病状が深刻な状態であることを医者から聞き、悲嘆に暮れる今井家の一同。
福子(安藤サクラ)は萬平(長谷川博己)にも事情を説明し、当分、会えそうにないことを伝えると、萬平は結核の専門医を探すと言って去って行きました。
そして、数日後の夜、萬平は福子の家を訪れ、結核の専門医が見つかったことを伝えると、鈴(松坂慶子)が割って入ります。
鈴は、「ご厚意はありがたくお受けしますが、福子とはもう会わないでください。」と言って、萬平に福子との交際をやめるよう迫りました。
しかし萬平は、「申し訳ありません。それはできません。」と言ってキッパリ鈴の要請を断ります。
しかも、「お姉さんが元気になられたら、僕は福子さんに結婚を申込むつもりです。」と宣言。
呆気にとられる鈴と福子を残し、悠然と去って行きました。
う~ん、やるときはやる、言うときは言う。萬平の本気度を感じた第9話でした。

第10話 放送日:2018年10月11日(木)

萬平(長谷川博己)の結婚宣言にも動じず、鈴(松坂慶子)は相変わらず萬平との結婚には頑として反対の姿勢を崩しません。
仕方なく福子(安藤サクラ)は萬平と会うことは避け、手紙のやりとりだけに留めている様子。
咲(内田有紀)は萬平が紹介してくれた専門病院に転院し、病状は回復に向かっているように見えましたが・・・
どうやら咲には最期の時が近づいているようです。
萬平も加地谷(片岡愛之助)との軋轢が大きくなってきて戸惑いの度を深めている様子。
暗い影が忍び寄り、前途多難の予兆が現れてきた第10話でした。

第11話 放送日:2018年10月12日(金)

今回は、保科(橋本マナミ)が料理人の野呂(藤山扇治郎)と情熱の歯医者・牧 (浜野謙太)の二人から告白され、モテナイ女を卒業!という慶事もありましたが・・・。
ついに咲(内田有紀)が逝ってしまいました。
覚悟はしていましたが、ただただ悲しくて見ている方も涙が止まりません。
咲が亡くなった翌週、福子(安藤サクラ)は萬平(長谷川博己)に咲が亡くなった事を伝えに行きましたが、今後のことは何も話さず、そのまま去ってしまいました。
おそらく福子は、鈴(松坂慶子)の悲しみが癒えるまで、萬平と会うことは控えるつもりなのでしょう。
その萬平に世良(桐谷健太)が気になる話しをしていました。
軍事物資の横流しを憲兵隊が血眼になって捜査しているというのです。
最近、加地谷(片岡愛之助)が怪しい動きをしていますし、萬平がとばっちりを食わねば良いのですが・・・。

第12話 放送日:2018年10月13日(土)

昭和17年夏、戦時色が濃くなる中、ついに真一(大谷亮平)にも赤紙(召集令状)が。
真一は、「自分の気持ちに正直になるべき。大事な人がいるなら・・生きてそこにいるのなら、簡単に手放してはいけない。」と咲(内田有紀)を亡くした悲しみから抜け出せず、また鈴(松坂慶子)の気持ちを慮って萬平(長谷川博己)と会おうとしない福子(安藤サクラ)を諭しました。
真一の言葉に揺り動かされた福子は久方ぶりに萬平に会いにいきます。
そして、福子が自の気持ちを伝えようとした時、憲兵隊が萬平の会社に来て・・・!?
萬平は軍事物資横流しの嫌疑で逮捕、連行されてしまいました。
これはヤバイ! やばすぎるぞ~ という来週になりそうです。

第3週「そんなん絶対ウソ!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第13話 放送日:2018年10月15日(月)

萬平(長谷川博己)が憲兵隊に連行されてしまいましたが、福子(安藤サクラ)は誰にも相談できず、一人悩み苦しんでいました。
そんな時、親友の敏子(松井玲奈)とハナ(呉城久美)が職場に現れ、福子はようやく悩みを解放することができました。
しかし、相手が憲兵隊では誰もどうすることもできず・・・。
一方、萬平は憲兵から激しい拷問を受け、心身共に絶望の淵に。
萬平のモデルである安藤百福さんも凄まじい拷問を受けたそうですから、見ていてやるせない気持ちになりました。
それはそうと、あっさりと萬平の仕業と信じてしまった加地谷(片岡愛之助)の態度が解せません。
本当に横流しをしていたのは加地谷なのでは?と疑りたくなります。

第14話 放送日:2018年10月16日(火)

萬平(長谷川博己)が連行されて以来、福子(安藤サクラ)は萬平のことが心配で夜はうなされ、職場でも心ここにあらずといった状態。
鈴(松坂慶子)もようやく福子の異変が咲の死のせいばかりではないらしいと気付き始めますが、福子は鈴の前では笑顔で平静さを装います。
ただ、保科(橋本マナミ)は福子の異変を心配し、牧(浜野謙太)と野呂(藤山扇治郎)に福子の事を託しました。
牧と野呂が福子の後を付けると福子は親友の敏子(松井玲奈)とハナ(呉城久美)に連れ添って貰い、憲兵隊へ直談判に行きます。
しかし、当然の如く門前払いされる福子。
尚も喰ってかかる福子を慌てて止めに入る牧と野呂。
そういうわけで萬平の事情、つまりは福子の苦しみが、牧や野呂、そして保科にも知るところとなりました。
事情を知った一同は福子に連れ添い、鈴の元へ。
ついに事の次第を鈴に打ち明ける決心をしたようです。
一方の萬平は連日の激しい拷問にも屈せず、食事をとることも拒否。
「やってもいないことを認めるくらいなら、僕は死んでもかまいません。」と同房の稲村大悟(六平直政)にも言い、福子も知らない萬平の芯の強さが強く描かれた回にもなりました。

第15話 放送日:2018年10月17日(水)

保科(橋本マナミ)や敏子(松井玲奈)たち福子(安藤サクラ)を心配する一同が鈴(松坂慶子)に事情を打ち明け、萬平(長谷川博己)は罪を犯す人間ではないことや福子との交際を認めて欲しい旨を訴えますが鈴は聞く耳を持ちません。
翌日、福子が働いているホテルに、世良(桐谷健太)が現れました。
馴れ馴れしく福子に話しかけた世良は、自分の事を「萬平の親友」とうそぶきます。
そこで福子は萬平の事情を説明し、世良に助けを求めました。
世良は渋々と萬平の会社を訪れますが、加地谷(片岡愛之助)から「立花がおらんようになってむしろ良かった。」と言われて冷たく追い返されるとあっさりと萬平のことを諦めます。
徴兵された真一(大谷亮平)は克子(松下奈緒)の家を訪ね、忠彦(要潤)が描いて咲(内田有紀)にプレゼントした桜の絵を自分が出征している間、預かって欲しいと絵を忠彦に託します。
鈴は改めて福子と話し合いますが、福子は「立花さんがダメと言うなら私は一生、独り者でいます。」と宣言。
萬平は依然として罪を認めず食事も拒否していましたが、そんな萬平を陰ながら心配していた同房の稲村大悟(六平直政)から、「生きて大事な女に会いたいのなら食わんとあかん。」と諭され、ようやく食事を口にしました。
以上が今回のあらましでしたが、今回印象に残ったのが、世良の不誠実さと加地谷の冷酷さ、そしてなぜか悪人になりきれない役が多い六平直政さんの存在感ですね。

第16話 放送日:2018年10月18日(木)

ホテルで商工会のパーティーが開かれる当日、福子(安藤サクラ)は会長の三田村(橋爪功)を控え室で接待。
そして頃合いを見て、萬平(長谷川博己)のことを助けて欲しいと三田村に頼みます。
事が事だけに三田村が返事を渋っていると、そこに世良(桐谷健太)が三田村に取り入ろうと入ってきました。
結局、三田村に気に入られたい世良が憲兵隊と掛け合う役を買って出ます。
世良は改めて加地谷と接触。
しかし相変わらず加地谷の態度は素っ気なく、萬平のことを気にかける素振りもありません。
その事に不審を抱いた世良は、理創工作社社員の竹ノ原(宮田佳典)に接触。
萬平の事を深く信頼している竹ノ原なら何か事情を知っていると睨んだようです。
一方、萬平は同房の稲村大悟(六平直政)が釈放されることになり心から喜びます。
二人は堅い信頼と友情で結び合った仲になったようですから、後々、また出会うのでは?と思います。
今回、意外だったのは、いつも黙って絵ばかりを描いている忠彦(要潤)が鈴に福子のことでガツンと諫言したこと。
真一(大谷亮平)の意向もあったとはいえ、意外とやるときはやる男でした。

第17話 放送日:2018年10月19日(金)

今回は事件の全容が一気に明らかとなり、ついに萬平(長谷川博己)が釈放されました。
それでは振り返ってみましょう。
世良(桐谷健太)は理創工作社社員の竹ノ原(宮田佳典)から重要な証言を引き出し、軍事物資の横流しをしていた真犯人は加地谷(片岡愛之助)であることを確信。
それだけでなく憲兵の中にも共犯者がいると睨みました。
世良は加地谷を尾行して、憲兵の村城(平原テツ)と密談している所を盗み聞きし、事件の全容を掴みます。
次いで世良は、三田村(橋爪功)の仲介で元陸軍大将の神宮幸之助(麿赤児)と面会し、協力を請います。
これが功を奏したようで、ついに、ようやく、萬平は釈放されました。
ただ、加地谷は逃亡して行方をくらましてしまいました。
これが今後の厄とならねば良いのですが。
萬平が釈放された後、連日、福子はお弁当を作って萬平の家に通い、かいがいしく看病します。
もう事実上の夫婦となった感じですが、それでもまだ鈴(松坂慶子)は二人の仲を許していないというオチが最後にありました。
以上が今回のあらましでしたが、ギリギリの所で萬平が釈放されホッとしました。
共犯者の憲兵は、てっきり萬平を激しく拷問して責め立てていた一番人相が悪い憲兵かと思っていましたが、別の憲兵でした。
あの思わせぶりは何だったのだろう?
それとやはり、今回露わになった加地谷の非情さ、冷酷さには戦慄しました。
自分達に疑いが掛かるのを恐れて、「こうなったら立花を殺すしかない・・・」と村城に迫る究極の自己チューぶり。
その非情さを見事に演じきった愛之助さんもさすがでした。

第18話 放送日:2018年10月20日(土)

福子(安藤サクラ)の看病の甲斐あって、床上げできるまで回復した萬平(長谷川博己)。
あらためて二人は愛を確かめ合います。
二人にとって残された問題は鈴(松坂慶子)の許しを得ること。
萬平はついに、鈴に対して正式に福子との結婚を申し入れました。
鈴は散々渋ったものの、萬平の固い決心は如何ともし難いと悟ると、ついに折れ、ようやく二人に結婚を受け入れました。
そして晴れの結婚式。
残念ながら徴兵された真一(大谷亮平)と忠彦(要潤)の姿は見えませんでしたが、それでも華やかに上げることはできました。
以上が今回のあらましでしたが、一気に結婚式まで行くとは思いませんでした。
ということは、次週からいよいよ波瀾万丈の夫婦物語が始まるということですね。

第4週「私がみつけます!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第19話 放送日:2018年10月22日(月)

福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)の結婚から1年経った昭和19年春。
福子と萬平はまだまだ新婚気分でラブラブ状態。
ただ、鈴(松坂慶子)は相変わらず萬平の事が気に入らないようで、福子が再三懇願しても一緒に暮らそうとはしません。
その他、今回は各人の近況が描かれていました。
萬平は幸か不幸か身体検査で撥ねられて徴兵は免れ、会社も立て直したとのことですが、憲兵に拷問されて内臓を損傷し、その後遺症に苦しんでいる様子。
戦場に行った真一(大谷亮平)と忠彦(要潤)は音沙汰ないもののまだ生存している様子。
世良(桐谷健太)や野呂(藤山扇治郎)は徴兵されたとのこと。
加地谷(片岡愛之助)は未だに逃亡中で、どうやら北海道に潜伏している模様。
そして今回一番の驚きが、保科恵(橋本マナミ)が牧(浜野謙太)と結婚して職場も退職し、現在は妊娠7ヶ月とのこと。
その牧も徴兵検査で撥ねられ、歯医者として変らぬ日々を過ごしている様子。
今回はまだ町も平穏でしたが、最後に北九州が空襲されたとの報が入りました。
いよいよ福子たちも戦火とは無縁でいられなくなりそうです。

第20話 放送日:2018年10月23日(火)

昭和19年 夏、戦況が悪化し、克子(松下奈緒)は子供達を連れて疎開。
福子も大阪にいることに危険を感じ、疎開することを鈴(松坂慶子)に訴えますが、鈴は聞く耳を持ちません。
秋になり、東京が空襲され、いよいよ危機感が募ると福子(安藤サクラ)の親友の敏子(松井玲奈)とハナ(呉城久美)も疎開を決断。
しかし、鈴だけは頑として疎開することを受け付けません。
年が明けた昭和20年1月、ついに大阪も空襲されます。
そして3月4日、米軍が空から撒いた宣伝ビラに書かれた「戦争が終わるまで幾度も爆撃する」という脅し文句に鈴もようやく疎開することを決断しました。
福子と萬平(長谷川博己)、そして鈴の3人が大阪を離れた日は、大阪大空襲の3日前でした。
以上が今回のあらましで、戦争の恐ろしさが身近に迫ってきた恐怖を感じましたが、それとは別に福子と萬平の夜の営みが滞っていることを臭わせるシーンもありましたね。
どうやら萬平は、憲兵に拷問されて生じた内蔵の損傷の後遺症で体の痛みが酷く、とてもセックスできる状態ではなさそう。
子供が出来ないのも、そもそも行為がないから・・・という理由のようです。

第21話 放送日:2018年10月24日(水)

昭和20年3月、福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)と鈴(松坂慶子)の3人は萬平の親戚を頼って、兵庫県の黒竹村に疎開。
古いけど広々とした一軒家を貸して貰えることになり、先ずはほっとした福子たち。
しかし家には電気も通っていなくて、村には医者もいないので先行きに不安もありました。
ただ、近所から早速、たくさんの野菜を分けて貰え、食糧事情は良さそうです。
それに萬平が発明家の本領を発揮し、自力で家に電気を通してしまいました。
(厳密に言うと盗電っぽいですが・・・)
こんな感じで、萬平の体調がかなり弱っているのは気懸かりですが、疎開生活をスタートさせた3人です。

第22話 放送日:2018年10月25日(木)

疎開してから一月が経ち、穏やかな時を過ごしていた福子(安藤サクラ)たちですが、萬平(長谷川博己)はやることがないのが苦痛の様子。
暇つぶしに散歩に出た萬平は、川で魚取りに苦戦する子供達を見かけます。
そこで萬平は、またも電信柱から勝手に電気を引き、その電線を川に垂らして魚を感電死させるという荒技で大量に魚を捕獲してみせました。
ただ、さすがにこの行為は村で問題になり、福子と鈴(松坂慶子)は平謝りしますが、萬平だけは謝罪を拒否。
すると家の電気まで勝手に電柱から引いていたこともバレ、それを咎められると今度は鈴が拒否反応を示します。
何だかんだで頑固な鈴と萬平の間に挟まれ、やきもきする福子ですが、それを愚痴る手紙を微笑ましそうに読む克子(松下奈緒)の言うとおり、それも幸せな内に入るのでしょね。

第23話 放送日:2018年10月26日(金)

昭和20年春、戦況は絶望的になり、萬平(長谷川博己)にも再び赤紙(召集令状)が。
福子(安藤サクラ)は、「今、戦場に駆り出される兵隊は生きて帰れない・・」と聞いた話を思い出し、パニック状態に。
しかし翌朝、思わぬ事態が発生します。
萬平が突如、激しい腹痛を訴えたのです。
村には医者がいないため、福子は走って山を越え、隣町まで医者を呼びに。
その間、激しい腹痛の経験がある村人が次々に呼ばれ、似た症状を探すという原始的な医療行為?が行なわれましたが結果は得られません。
そして、ようやく福子が医者を連れて戻ってきましたが、医者も原因がわからず、鎮静剤で眠らせるという応急処置をとることしかできませんでした。
「治るかは五分五分・・」という医者の頼りない言葉に福子は途方に暮れてしまいます。
一方、鈴は「苦しい時の神頼み」とばかりに、お百度参りを始め、あれ程忌み嫌っていた萬平の快復を心より念じていました。
以上が今回のあらましでしたが、このドラマの一つの見所が、少し天然な鈴と生真面目で頑固な萬平とのやりとりであることがわかってきました。
今回も、腹痛で脂汗を流して苦しむ萬平に対して、鈴は「戦争に行くのが嫌で仮病を装っている」という疑いをなかなか解こうとせず、「ほんとに?」と呑気な声で繰り返して萬平を問い詰め、それに対し萬平は苦痛に喘ぎながら怒りを込めて否定するというユーモラスなシーンを演出していました。

第24話 放送日:2018年10月27日(土)

萬平(長谷川博己)の快復を願って、鈴(松坂慶子)はお百度参りをし、福子(安藤サクラ)は一晩つきっきりで看病しました。
その甲斐があったのか、翌朝、萬平は目を覚まし、激しい腹痛も治まったようです。
医者も「山は越えた。」と断言してくれ、村人も交え、皆で喜び合いました。
でも、当の萬平はあまり嬉しそうではない様子。
その訳を福子が尋ねると、萬平は夢の中で川(三途の川?)を渡ろうとしたら、向こう岸に鈴がいて止めてくれた。
その事のお礼を鈴に言うべきか悩んでいたとのこと。
数日後、萬平は召集令状に従って軍に入隊しますが、その日のうちに帰されてしまいます。
どうやら、またも身体検査で不合格となったようです。
萬平は落ち込み、鈴も溜息をつきます。
気分転換を兼ね、萬平は福子に伴われて散歩に出ました。
そこで、井坂夫婦や子供達と出会い、みんなで団らんしていたら突如、米軍の戦闘機が現れ、一同は銃撃されます。
幸い、怪我人もなく戦闘機は去りましたが、萬平が突然、地面叩いて慟哭し始めました。
萬平は戦争に行くことも出来ない、お国の役に立つことができない自分の無力さに悔し泣きし、福子や鈴に詫びます。
福子や鈴は、「戦争に行かなくても、他にもお国の役に立てることはあります。」と行って萬平を励まします。
萬平が、「僕にできること・・・?」と問い返すと、福子は、「大丈夫、私がみつけてあげます。」と宣言。
ここでようやく、今週のサブタイトル「私がみつけます!」の意味がわかった第24話でした。

第5週「信じるんです!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第25話 放送日:2018年10月29日(月)

昭和20年夏、戦争が終わり、福子(安藤サクラ)、萬平(長谷川博己)、鈴(松坂慶子)の3人は大阪に戻ってきました。
しかし、萬平の家も鈴の家も空襲で跡形もありません。
ただ、同じく疎開先から戻って来た克子(松下奈緒)の家は無事に残っていたので、福子たちは克子の家に居候することに。
その他の人々の消息は、終戦から2ヶ月経ってもわかりませんでした。
戦場に行った忠彦(要潤)や真一(大谷亮平)は未だに生死が不明。
福子の親友の敏子(松井玲奈)やハナ(呉城久美)からの音沙汰もなく、恵(橋本マナミ)と牧(浜野謙太)夫婦の消息もわかりません。
そして福子たちにはお金も食料もないという差し迫った危機が。
萬平は会社が空襲でなくなって生計の手段を奪われ、克子の夫・忠彦の実家からの仕送りも止まっていて一家は無収入状態。
加えて食糧からあらゆる物資が不足している世の中ですから物の値段は高騰。
このような状況でも鈴だけは「私の着物は売りません。」と意地を張ります。
克子は闇市で着物を売り、萬平と福子は井坂家を再び訪れ、根菜切断機と引き換えにお米を手に入れました。
帰りの汽車の中で萬平は自分の不甲斐なさを福子に詫びます。
すると福子は、「萬平さんには人にはない才覚があります。そのうち突拍子もないことを始めて、私たちみんなを幸せにしてくれるんです。」と言って、萬平を深く信じていることを伝えます。
汽車を降りて夜道を歩いていると、ラーメンの屋台に行列ができているのを見て、二人は初めてのデートを思い出します。
二人が一杯のラーメンを分け合って食べ、幸せに浸っていると、隣の席に新たな客が座りました。
その顔を見て福子は仰天。
そこにいたのは、消息がわからなかった恵と牧の夫婦だったからです。
以上が今回のあらましでしたが、やはり一番の気懸かりは、戦場に行った忠彦と真一の安否ですね。
二人とも無事に帰ってきてくれれば良いのですが。

第26話 放送日:2018年10月30日(火)

克子(松下奈緒)の子供達4人は街に出て自発的に靴磨きをして小銭を稼ぎます。
そのお金を子供達から渡された克子ですが、口から出たのは、「ゴメンね・・」という言葉でした。
幼い子供達までが家計を慮り、お金を稼ごうとしている姿を見せられ、その家に居候している辛さに鈴(松坂慶子)もいたたまれず、萬平に八つ当たりします。
「あなたは発明家なんでしょ。会社がなくなっても、みんなが欲しがるものを考え出すとか・・できないの?」
しかし、そういう鈴自身は、決して自分の着物を売ろうとはしませんでした。
けれど一家の食事も水団だけの生活が続き、ついに鈴も音を上げ、自分の着物を売ることを承諾。
翌日、福子(安藤サクラ)と鈴は闇市で着物を売ろうとしますが、良い値では売れません。
そこに現れたのが世良(桐谷健太)。
世良は鈴の着物を高値で買い取ってくれ、福子たちの家にも来て萬平とも再会。
世良は一同に現況を話し始めます。
世良が闇屋同然の仕事をして暴利を貪っていると知り、福子や鈴は非難しますが、世良は呆れながら一同を説教します。
「今は不公平な時代です。不公平が当たり前なのにそれに文句言うてる時点であかんのです。」
そして世良は去り際に萬平に向かって言いました。
「僕は残念やで。立花君が不公平の負け組でくすぶってんのが。」
「はよ出てこい! 発明家の立花君。」
その夜、萬平は世良の逞しさに感心し、自分も世良のように自分はこうだと言える自信が欲しいと福子に話します。
そこで福子が、今は空襲で何もかもが焼けて、自分を証明する書類やハンコもない人が大勢いるという話しをしました。
すると萬平の表情が変り、何かを思いついた様子。
どうやら自分を証明する大事なモノの一つであるハンコ(印鑑)を作る仕事を思いついたようです。
以上が今回のあらましでしたが、やはり世良は生きていましたね(笑)
世良のしたたかさはあの時代を生き抜くにはピッタリでしょう。
それに、今回は世良の言葉に一理あると思いました。
萬平たちにとっても世良の存在は厄より福をもたらすのでは?と予想します。

第27話 放送日:2018年10月31日(水)

萬平(長谷川博己)の発案で、福子(安藤サクラ)たちはハンコ屋を始めました。
これが大当たりしてハンコ屋は大繁盛し、福子たちは大儲け。
久しぶりに一家は活気づきます。
ただ、克子(松下奈緒)はこの幸せを分かち合うべき忠彦が帰ってこないことを嘆き、福子は「絶対に帰ってきます」と励ますことしかできません。
それに対し鈴は、「人のことより自分の事を」と言って、子作りをするよう福子と萬平を急かします。
福子が、「今はお母さんがいるから・・」と反論すると、鈴は自分が邪魔者にされたと怒って部屋を出て、アトリエで寝てしまいました。
翌日、消息不明だった敏子(松井玲奈)が偶然、ハンコ屋を訪れるという形で再会。
敏子も結婚して、今はバラック住まいだが近々、池田に引っ越すとのこと。
また、敏子を通じてハナ(呉城久美)の近況も分かり、ハナも結婚して泉大津に住んでいるとのこと。
ハンコ屋は繁盛しているものの、ハンコは一字ずつ手作業で彫るため、その膨大な作業量に一同は疲弊します。
鈴(松坂慶子)はもちろん、いつものように不平を口にし、他の者も口数が少なくなっていきました。
そんな中でも、福子だけは明るさを失わず、皆を元気づけます。
こうして、辛い時代の中でもようやく光明が見えてきた感じですが最後に波乱が。
福子たちが寝静まった深夜、何者かが鍵をこじ開け、家に侵入しようとしています。
まさかの強盗!?・・・儲かっていそうだから狙われた?・・・のかもしれません。
時代的に十分、あり得ます。だとしたら、かなりヤバいです。

第28話 放送日:2018年11月1日(木)

香田家に泥棒が侵入。
けれどアトリエで寝ていた鈴(松坂慶子)がいち早く気付き、大声を上げます。
皆で取り押さえてみれば泥棒は気弱な復員兵で、自ら神部茂(瀬戸康史)と名乗りました。
神部は復員したものの空襲で身寄りも家もなくし、金も底をついたため、泥棒に入ってしまったとのこと。
神部は事情を話している内に空腹で気を失います。
やむなく与えた水団を貪るように食べる神部を見て、皆馬鹿馬鹿しくなり、神部と萬平だけを残して寝てしまいました。
翌朝、神部はせめてもの償いとばかりに家の掃除をしてから出て行きます。
しかし、再び深夜になってから香田家に何者かが鍵をこじ開けて侵入します。
またも神部か?それとも神部と同じくハンコ屋が繁盛しているのを見た他の賊か?と思いきや、今度の賊は侵入時に靴を脱ぎました。
あれあれ・・これは変だぞ・・と思って見ていたら、またも鈴が異変を察知して目を覚まし、侵入者を誰何します。
すると返ってきた答えが、「お、お義母さん!?」
侵入者は生死が不明だった忠彦(要潤)でした。
忠彦の無事の帰還に克子(松下奈緒)は感涙にむせび、一家は歓喜に包まれました。
翌朝、忠彦は子供達とも再会し、一家はあらためて喜びを爆発させて万歳の連呼。
すると、その場にいつのまにか神部がいて一緒に万歳をしていました・・・
以上が今回のあらましでしたが、忠彦の帰還には見ているこちらも貰い泣きしました。
あと神部がついに登場しました。
後に萬平の右腕となる人物のようです。
それにしても最初は瀬戸康史とは分らないくらいバッチリ役作りしていましたね。

第29話 放送日:2018年11月2日(金)

神部(瀬戸康史)が香田家に居つくようになり、鈴(松坂慶子)はおかんむり。
しかし、他の者は容認する心持ちになっていました。
また、神部が実は大阪帝大卒の秀才であることもわかり、子供達の家庭教師も引き受けます。
戦場から帰還した忠彦(要潤)は、何やら浮かぬ様子で絵も描こうとしません。
実は戦場で目を傷め、色を区別することが出来ないという画家にとっての致命傷を負っていることが明らかに。
忠彦はハンコ屋を手伝うなり、新しい仕事に就く意思を示しましたが、福子(安藤サクラ)は「忠彦さんは絵を諦めることは出来ない・・」と萬平(長谷川博己)に語ります。
福子と萬平が闇市に出掛けると、ハーモニカを吹いている物乞いの男がいました。
顔を見たら、逃亡して行方不明になっていた加地谷(片岡愛之助)だったので福子と萬平はびっくり。
加地谷は自分が萬平にした仕打ちをひたすら謝りますが、福子の怒りは収まりません。
しかし、当の萬平が「もう良い」と言って過去のことは水に流そうとするので福子もそれ以上のことは言えませんでした。
翌日、萬平は神部に言付けを頼みます。
神部は萬平に言われるままに加地谷に会いに行き、封筒を渡すと萬平の言葉を加地谷に伝えました。
「諦めないでどうか生き抜いて下さい。」
「あなたの人生の主役はあなたなんですから。」
神部が去った後、加地谷が封筒を開けるとそこには「加地谷」と刻まれたハンコが。
それを見た加地谷は、「すまん立花君・・・おおきに・・・」と呟きながらむせび泣いていました。
以上が今回のあらましでしたが、今回はついに加地谷も無事に生きていたことが分かり、後は真一(大谷亮平)の安否だけが気懸かりです。
(野呂とか竹ノ原くんとかも消息不明ですが、こっちのキャラは自然消滅かも。)

第30話 放送日:2018年11月3日(土)

福子(安藤サクラ)たちが始めたハンコ屋も同業者が増え、収入が減ってきました。
萬平(長谷川博己)はこれを機に福子と二人で香田家を出て、新たな仕事を開拓する決意を固めます。
戦場で目を傷め、一旦は絵を描くことを諦めた忠彦(要潤)でしたが、やはり諦めきれずに再び絵筆をとりました。
色が分らないなら分らないなりに今までと違った絵が描けるかもしれないと吹っ切ったようです。
萬平は世良(桐谷健太)から軍の倉庫だった物件が賃貸に出されているという情報を聞きます。
ただし、倉庫には何があるかは分らないが、確実に借りるという相手にしか中は見せないとのこと。
奇しくも倉庫がある場所は、福子の親友のハナ(呉城久美)が嫁いでいった泉大津にあるらしい。
泉大津は空襲にも遭わず、食料も豊富と聞いて萬平と福子は泉大津に引っ越すことにしました。
そんな時、突然、消息不明だった真一(大谷亮平)が戦場から帰ってきました。
以前とは違い、すっかり明るいキャラクターとなっていた真一に一同は戸惑います。
しかし、忠彦だけは、「あなたも見てきたんですね、地獄を・・」と真一の表向きの明るさの裏に潜む地獄を感じ取っていました。
忠彦が預かっていた絵を真一に返すと、真一は泣き崩れ、そのまま皆とは顔を合わせずにそっとアトリエから去っていきました。
挨拶もせずに黙って帰ってしまった真一に一同は訝しみますが、残された真一の靴を見て、福子は真一の辛さを感じ取ります。
萬平と福子が泉大津に移り住むことを香田家の面々や鈴に公表し、その意図を皆に説明すると神部(瀬戸康史)や鈴(松坂慶子)も一緒に行くと言い出しました。
以上が今回のあらましでしたが、真一はもうダメかも・・と思っていたので無事に帰ってきて良かったです。
ただ、忠彦もそうでしたが、真一も戦場帰りには見えないほど小綺麗ですし、そもそも髪型が・・・

第6週「お塩を作るんですか!?」あらすじ完全版(ネタバレ)

第31話 放送日:2018年11月5日(月)

昭和21年5月、福子(安藤サクラ)、萬平(長谷川博己)、鈴(松坂慶子)、神部(瀬戸康史)の4人は大阪南部の泉大津に移住。
一家は軍人の施設だったという大きな家に住むことに。
家は2階建て大きいものの、住むには使い勝手も悪く、何より掃除が大変で福子と鈴はくたくたに。
ただ、敏子(松井玲奈)からの報せで、ハナ(呉城久美)が野菜やお米を持って会いに来てくれ、その日は買い出しに出ずに済みました。
ハナは地元の地主に嫁ぎ、今は2歳の子供もいるとのこと。
一方、萬平は倉庫の中にあった大量の鉄板の使い道に頭を悩ましていました。
神部は倉庫で見つけた釣り竿で釣りに出掛けます。
忠彦(要潤)は、今までとは違う色遣いの絵を完成させ、新しい創作活動のスタートを切りました。
福子は夕食後、萬平を誘って近くの海に散歩に出ます。
萬平は今後の生活に不安を抱いているであろう鈴を気遣いますが、福子は自分は逆にワクワクしていることを伝え、子作りも始めることを提案。
萬平もこの環境なら伸び伸びと育てられると賛成しました。
福子たち4人は、街に出てラーメン屋に入ります。
そこでラーメンを食べてみると味が薄いことに気付きました。
店主(阿南健治)が言うには、塩が手に入らなくて本来の味が出せないとのこと。
それを聞いた萬平が何やら閃いた様子で突然立ち上がりました。
大量の鉄板 × 海が近く × 世間では塩が足りない。
この3つの条件から萬平は塩の製造を思い立ったようです。
萬平は早速、神部と共に赤穂まで塩作りの勉強に行くことに。
以上が今回のあらましでしたが、逆に塩気の無いラーメンってどんな味がするんでしょうね?

第32話 放送日:2018年11月6日(火)

福子(安藤サクラ)と鈴(松坂慶子)は引越の挨拶を兼ねて近所の家々を回り、着物と食料を交換して貰いに回ります。
そしてハナの嫁ぎ先にも行くと、ハナの夫である水島賢作(松木賢三)は高値で帯を買い取ってくれました。
これに味を占めた?福子は、いつものように鈴が諸々の愚痴を言い始めると、「お母さん、まだ着物隠しているでしょ?」と事ある毎に逆襲し始めます。
それが功を奏し?福子は鈴が手放そうとしなかった留め袖を水島に高値で買い取って貰うことに成功。
一方、萬平(長谷川博己)と神部(瀬戸康史)は赤穂に製塩方法を学びに行き、帰宅後は食事もとらずに実験を開始。
そして、海水と鉄板を使った塩作りに成功し、みんな大喜び。
ただ一人、鈴だけは、「茶色い・・」と言って、口にしようとはしませんでした・・・
以上が今回のあらましでしたが、福子がだんだんと鈴の扱い方を覚えてきて、福子と鈴の攻防がドラマの見所の一つとなってきましたね。

第33話 放送日:2018年11月7日(水)

萬平(長谷川博己)の塩作りは男手をたくさん必要とすることが分かり、福子(安藤サクラ)と鈴(松坂慶子)は仰天。
福子はすぐに頭を切り替え、その対策を考え始めますが鈴は例によって不満たらたら。
しかし福子は、「お母さんは嫌なことはしなくて良い。私が全部します。」と言って鈴の口を封じます。
福子は早速、ハナ(呉城久美)の嫁ぎ先である水島家にお金を借りに行きました。
香田家には真一(大谷亮平)が訪れ、忠彦(要潤)の画風が変ったことに気付き、誉めます。
忠彦は、むしろ今の絵の方が評判が良いと話し、展覧会にも出品したことを打ち明けました。
福子は萬平にはお金の心配は無いと伝えましたが、実際は目途が立っていませんでした。
そんな福子の苦悩を見て、鈴が何やら言いたげな様子。
鈴はもったいぶった様子で福子に自分のへそくりを渡しました。
何でもハンコ屋で儲けたお金を貯めておいたとのことで300円もあるとのこと。
「礼は言わなくて良いから。」と言いながら感謝の言葉を待っている鈴。
けれど福子は、「何でもっと早く言ってくれなかったの?」とおかんむり。
しかし、散々文句を言った後に「ありがとうございます。」と心より感謝し、来年には必ず孫の顔を見せると約束して鈴を喜ばせました。
翌日、福子は一人で大阪地方専売局に行き、製塩業の認可を申請。
福子が家に戻ると萬平は塩作りの工程案を完成させていました。
そして、大阪で人集めに苦戦していた神部(瀬戸康史)でしたが、大勢の男達を引き連れ戻って来ました。
後は審査をクリアして認可さえ受ければ、萬平たちの製塩業がスタートします。
以上が今回のあらましでしたが、福子の内助の功が半端ない回でした。
本当の「武士の娘」は福子なのでしょうね。

第34話 放送日:2018年11月8日(木)

想定外に15人もの男達が集まってしまい、鈴(松坂慶子)はパニック状態。
15人もの食事を作るの?どこで寝るの?お風呂はどうするの?食費は?
挙げ句に帰って貰えと言い出す始末。
しかし、福子(安藤サクラ)たちから、「今更帰れと言ったら暴れ出す、どうしてもと言うなら土下座して頼むしかない。」と脅され、口を噤むしかありませんでした。
こうして大勢の集団生活が始まりますが、その世話で福子も鈴もくたくた。
それでも福子は明るさを失わず前向きに考えますが、いかんせんお金が足りません。
集まった人夫たちも、少ない食事には不満たらたら。
しかし、充実した様子で活き活きとしてきた萬平(長谷川博己)を福子は嬉しそうに見つめます。
福子は、ここは自分が支えねばと思ったのでしょう。またしても水島家にお金を借りに行きました。
一方、鈴はラーメン屋に行って一人でやけ食い。
店主(阿南健治)に食事の世話の大変さなどを愚痴っていると、「出前をとれば良い。」とセールスを兼ねたアドバイスをされます。
「安くしておく。」「楽をできる。」といった店主の甘い言葉に乗せられ、その日はラーメンの出前をとり、人夫たちの不満も和らぎました。
以上が今回のあらましでしたが、何度もお金を借りにこられる水島さんがだんだん気の毒に見えてきます。
この後、占領軍の農地改革で地主は没落すると分っているだけに・・・。

第35話 放送日:2018年11月9日(金)

いよいよ81枚の鉄板を海岸に並べる作業が始まり、従業員たちは疲労困憊。
唯一の楽しみである食事の時間に、森本(毎熊克哉)が岡(中尾明慶)の芋を勝手に食べたことから二人は取っ組み合いの喧嘩に。
食べ残った食事も床に散らばってしまい、これには鈴(松坂慶子)が大激怒。
夕食は作らないと宣言し、一同は意気消沈します。
鈴も、興奮のし過ぎと日頃の疲れが溜っていたせいもあり、気を失ってしまいました。
鈴が倒れてしまったこともあり、萬平(長谷川博己)は福子(安藤サクラ)の負担の軽減と職場の空気を変える為、新たに人を雇うことを提案。
福子は克子(松下奈緒)の家に行き、克子に助力を頼みましたが元より家族の世話で忙しい克子には応じる事が出来ません。
すると、香田家の長女・タカ(岸井ゆきの)が自分が行くと言い出しました。
これには忠彦(要潤)が急に父親の顔になって反対しますが、一同に説得され渋々承知します。
こうして週末だけタカが手伝いに来てくれることになり、職場の空気も明るくなって、鈴も孫と一緒にいることが出来て大喜び。
以上が今回のあらましでしたが、最後に萬平が福子の布団に入り、「今日はこうして寝よう・・」に全て持って行かれた感じです。
あと、日頃はウザイ?鈴さんですが、いざという時は頼りになりますね。
泥棒が入った時もそうだったですし。
そういう時だけは本当に「武士の娘」になりますね。

第36話 放送日:2018年11月10日(土)

塩作りに必要な設備が整い、いよいよ塩作りが始まりました。
しかし想像以上に過酷な作業に従業員たちは音を上げます。
しかも、丸1日かけて作った塩の量が僅かしかなかったので、皆、落胆。
こんな調子で果たして商売になるのか?という疑問が誰の脳裏にも思い浮かびました。
鈴(松坂慶子)は、「止めるなら今のうち」と萬平(長谷川博己)に進言しますが、それに対して萬平も反論することができないでいました。
この空気に業を煮やした福子は、「そうですね、お母さんのいう通りかも・・・」とらしくない発言。
福子は続けて、「やりたくない人は大阪に帰っても良い、今日までの給料は支払うから。」と敢えて皆を突き放します。
結局、全員、残る旨を意思表示し、塩作りは続行されることに。
福子は初めて作った塩を三原夫婦のラーメン屋に謹呈することを提案。
塩を貰った三原夫婦は大喜びし、「本当の味を知って欲しい」と一同にラーメンをご馳走します。
できたラーメンを一同で食すと、「今までと全然違う・・」と皆、その美味しさに驚嘆。
その様子を見て嬉し泣きする三原夫婦に一同も面はゆそう。
福子は、「みなさんは世の中の役に立つ仕事をしているの!」とあらためて塩作りの意義を訴え、一同もやる気が湧いてきました。
以上が今回のあらましでしたが、福子もだんだんと男共の尻の叩き方がわかってきた感じです。

第7週「私がなんとかします!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第37話 放送日:2018年11月12日(月)

製塩業の認可が下り、正式に「たちばな塩業」という会社を発足させた福子(安藤サクラ)たち。
そんな所に、世良(桐谷健太)がお祝いと称して自らジープを運転してやってきました。
世良は、たちばな塩業の初出荷を自分の車でやってあげると申し出、萬平(長谷川博己)の付き添いも断り、一人で専売局に納品に行きます。
萬平の見込みでは少なくとも3千円の売上になると聞いて、鈴(松坂慶子)も大喜び。
従業員たちに菓子を振舞い、日頃の労をねぎらいました。
しかし、世良が持ち帰ったお金は1500円。
実は3千円の売上から世良が半分抜き取ったのでした。
世良はその事を隠し、茶色い塩が混じっていたから安く買い叩かれたと嘘を吐きます。
実際、従業員の一部は茶色の塩が混じってしまったことに気付きながら出荷してしまったという事実も明らかに。
萬平は怒りを露わにしますが、その怒りを「絶対に最高の塩を作ってやる・・」という前向きなリベンジに転化します。
売上が少ないせいで、従業員たちへの給料も減らされ、皆不満そう。
週末になり、岡(中尾明慶)は憂さ晴らしと称して同僚を引き連れ、盛り場に繰り出します。
少ない給料のせいで最初から荒れ気味の岡は、酒が入り、酔客と喧嘩し殴り倒してしまいました。
これは問題になりそうです。
それにしても、世良がやってくれましたね。
そこまでゲスだとは思っていなかったのでがっかりです。

第38話 放送日:2018年11月13日(火)

岡(中尾明慶)が警察に捕まり、翌日、福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)は岡の身柄を引き取りに行きました。
福子と萬平は、岡が事件を起こした背景ー娘を助けようとしたこと・少ない給料で不満が溜っていたことーを理解して、岡を叱るどころか逆に気遣います。
また、辞められたら困るという現実的な計算もありました。
岡は反省の様子も無く、相変わらず不満そうな態度でしたが、それを口に出すことはありませんでした。
岡が会社に戻ると、神部(瀬戸康史)が岡を説教しますが、リーダーぶる神部に岡は反発し、それに他の従業員も同調。
職場の空気は最悪なものに。
この状況を小松原(前原滉)から聞いた福子と萬平は職場の空気を変えるため、慰労会を開くことに。
タカ(岸井ゆきの)のハーモニカ演奏を皮切りに福子の英語の歌、鈴(松坂慶子)の国定忠治、そして萬平と福子の夫婦漫才とそれぞれが従業員の前で芸を披露します。
意外にも一番受けた演し物は鈴の国定忠治でしたが、それでも、「たいして面白くは無かった・・・」というのが慰労会に対する従業員達の本音。
それでも、萬平や福子たちが自分達に気を遣ってくれている・・・という気持ちは十分に伝わったようで、岡の表情にも再びやる気が見えてきました。
しかし、またも夜鳴り響く電話。
またまた不吉な報せが舞い込んできたようです。
以上が今回のあらましでしたが、番宣でもあった萬平の漫才が最後は強引な駄洒落オチで見ている方も苦笑してしまいました。

第39話 放送日:2018年11月14日(水)

慰労会を開いたお陰で従業員たちのやる気は戻り、より高品質の塩作りを目指して工程も見直されます。
しかしそれは、今まで以上に手間も費用も掛かり、それでいて生産量は落ちるという経営的には無謀とも思える取り組みでした。
それでも萬平(長谷川博己)は、世良(桐谷健太)からの「闇市なら茶色の塩でも高値で売れる」という悪魔の囁きにも耳を貸さず、「専売局が高値で買ってくれる塩を作りたい。」という自分の信念を曲げませんでした。
この経営を顧みない萬平の姿勢に、福子(安藤サクラ)は全幅の信頼を寄せますが、鈴(松坂慶子)はおかんむり。
「あの人はあなたのお父さんと同じ臭いがする。山師の臭いが・・・」と不平を漏らします。
こんな鈴さんですが、荒くれ従業員を御する時にはその豪腕が頼もしくなります。
経営が逼迫し、食事も麦飯とたくわんだけという有様になり、不満を堪えきれなくなる従業員たちに、「あなたたちは3食だけど私は2食よ!」と強引に黙らせてしまいました。
従業員たちは仕方なく釣りに行き、少しでもおかずを増やそうとします。
しかし、神部(瀬戸康史)があらかじめ警告した通り、魚はなかなか釣れません。
そこでまた従業員たちが愚痴りだすと神部は自分の身の上を皆に告白しました。
戦争で家も家族も失い、盗みに入ったのに萬平は許してくれた。
自分は恩義があるから、どんなに苦しくても絶対に辞めない・・と。
すると岡(中尾明慶)を始め、他の者も次々に自分も同じだと身の上を語り、最後は誘ってくれた神部にも社長にも感謝していると話して良いムードに。
すると待望の1匹目が釣れ、しかも大きな鯛。
一同は早速、鈴に調理を頼むも鈴は、「私には捌けない・・」と言って拒否します。
すると、赤津(永沼伊久也)という従業員が自分がやると申し出ます。
赤津が15歳から寿司屋で修行したことがあると分かり、鈴は赤津を自分の部下として料理担当にすることを提案。
これで楽が出来ると大喜びの鈴に対して赤津は渋い顔でしたが、ここも強引な鈴に押し切られてしまいました。
福子は、萬平の拘りを支える為、お金の事は自分が何とかすると宣言。
またしても水島家に借金を頼みに行きました。
これを最後にするからと頼み込む福子に対して、水島賢作(松木賢三)はまたも快く応じてくれましたが同時に苦言も。
「今のままだとこれが最後にはならない。萬平さんは職人だから・・・」
ハナ(呉城久美)も、「あとは全部、福ちゃんがやらないと・・・」と萬平に足らない部分を全て福子が補わない限り、経営は覚束ないだろうと言いたげでした。
以上が今回のあらましでしたが、今回は鈴の人間性、嫌な部分が垣間見えた台詞がありましたね。
あれほど「茶色い塩・・」と嫌がっていたのに、人様に売りつける分には別に構わないというスタンス。
そのくせ、自分や自分の可愛い孫には絶対に食べさせない・・・
このドラマで鈴さんのキャラ設定だけが唯一の疑問です。

第40話 放送日:2018年11月15日(木)

タカ(岸井ゆきの)から、「今週末は行くことが出来ないし、もう手伝えないかも・・・」と報せがありましたが、その理由を話そうとしません。
心配した福子(安藤サクラ)は、大阪の専売局まで塩の納品に行く世良(桐谷健太)のジープに同乗して克子(松下奈緒)の家に赴きます。
克子が重い口を開いて言うには、忠彦(要潤)の体調が良くないことが原因だとのこと。
忠彦は、何かに取り憑かれたように絵を描き続けていて、昨日もアトリエで倒れていた。
医者の見立てでは過労であろうと。
それでも絵を描くことを止めようとせず、今もアトリエで描いている・・・
タカはそんな父親が心配で側を離れられないらしい。
タカは泣いて止めるよう懇願し、福子も意見しますが忠彦から、「萬平さんかて仕事に没頭する人や。福ちゃんはそれを止めるんか?」と言われ、返す言葉が見つかりません。
一方、世良が運んだ「たちばな塩業」の塩は専売局で最上級の評価を受け、満額支給されました。
しかし、世良は製品の一部を勝手に抜き取っていたようで、それを闇市で転売し、大儲け。
萬平には専売局で満額支給されたら支払われたであろう4千円を渡しましたが、その差額を自分の懐に入れたようです。
これでようやく商売も軌道に乗ったかに見えましたが、神部(瀬戸康史)から、「正直みんな疲れ果てている。」「好きで始めた仕事じゃないし、そのうち仕事が見つかればみんなここを出て行くかも・・・」と危惧され、萬平は考え込みます。
福子も、忠彦の件をきっかけにまたも萬平の事で鈴(松坂慶子)から愚痴を聞かされ、また水島家で言われた忠告が脳裏を横切り、今後の対策に頭を悩ますのでした。
以上が今回のあらましでしたが、タカが「たちばな塩業」で働くようになってから、タカを可愛いという派とそうでもないと言う派が従業員にいて、そのやりとりの中で度々、「タカ=岸井ゆきの」の容姿をイジる台詞が出てきますが、これってどうなんでしょうね。

第41話 放送日:2018年11月16日(金)

神部(瀬戸康史)が小松原(前原滉)を連れて萬平(長谷川博己)の元にやってきました。
小松原が言うには難波の闇市で世良(桐谷健太)を見かけたと。
神部は世良が専売局で塩を納品せずに横流ししたのでは?という懸念を萬平に伝えますが、萬平は、「僕の友達を悪く言うな。」と一蹴。
しかし念のため専売局に電話して確かめてみると納品量が大幅に少ないことが判明します。
福子は食事もとらずに絵を描き続けている忠彦(要潤)に諫言するため、再度大阪へ。
その際、真一(大谷亮平)の家に寄って、真一にも応援を頼みます。
福子と真一が忠彦と会って真摯に説得した結果、その日の夜に忠彦はお茶漬けが食べたいと言いだし、「急に腹が減ってきた。憑きものが落ちたみたいや。」と元の忠彦に戻ったことを克子に伝えました。
福子が帰り道で真一と一緒に歩いている姿を、難波に遊びに来ていた森本(毎熊克哉)たちが目撃。
森本は会社に戻ると福子が男と一緒に歩いているのを見たと萬平に報告。
その後、福子が戻りましたが克子からの電話があったこともあり、萬平は聞きそびれてしまいます。
ただでさえ世良の件で頭を悩ましいる所に、また気懸かりが出来てしまった萬平さんでした。
以上が今回のあらましでしたが、世良が6割もの塩を横流ししていたとは驚きました。
それでは専売局の最低納品高に達しないのでは?という素朴な疑問が生じますが・・・

第42話 放送日:2018年11月17日(土)

福子(安藤サクラ)は、鈴(松坂慶子)から世良(桐谷健太)が塩の横流しをしていると聞かされ仰天。
鈴は早急な対処を訴えますが、萬平(長谷川博己)は森本(毎熊克哉)から聞いた「福子が男と歩いていた」という話しが気になり、考えをまとめる事が出来ません。
福子も、「世良さんのことが嫌いになれない・・」と言い、お金の事は自分が何とかすると請け負います。
一方、従業員たちの間では福子が見知らぬ男と歩いていた噂で持ちきりに。
ついには、「福子と萬平が離婚し、たちばな塩業も解散に!?」というデマにまで発展し、小松原(前原滉)たちが噂の真偽を鈴に確かめに来ました。
それで事情を知った鈴は萬平を呼び出します。
鈴は、大反対を押し切って結婚した娘があなたを裏切るわけないと萬平を説教。
そして、誰が何と言おうと福子を信じてあげてと頭を下げて懇願しました。
それに対して萬平は、「申し訳ありません!」と大声で謝り、福子を信じ切れなかった自分の不明を恥じながら詫びました。
「お義母さんの言うとおりです。福子を信じます。福子は僕の妻です。」
その間、福子は大阪の闇市で世良が塩の横流しをした闇業者を突止め、世良の犯行の確証を得ていました。
次いで福子は、世良が大阪商工会の会合に出ていると知ると会場に乗り込みます。
奇しくも、いつぞやに萬平の救出を頼んだときと同じく、控え室で世良が三田村(橋爪功)に取り入ろうとしている現場に福子はお茶を運んでさりげなく侵入。
福子は三田村に萬平救出に助力してくれた礼を述べ、近況を話します。
福子は、塩作りのことや萬平の人間性について語り、「主人は塩作りだけで収まる人間ではない。」と豪語。
三田村も福子の話を聞いている内に萬平に興味を抱いた様子で、いきなり、「立花萬平に投資する!」と言い出します。
しかも、その額は3万円という大金。
三田村が去った後、世良は自分も投資したいと福子に頼みました。
その額は5500円。
塩の横流しで世良が懐に入れたであろう金額と一致します。
しかも、成功したら倍返しという虫の良い条件まで出してきた世良を福子は鼻で笑い、相手にしません。
世良は次々に条件を下げ、最後は「友情の証」という名目で0配当にまで条件を下げた時、福子はようやく世良に向き直り、1500円だけを受け取りました。
「これを受け取ったら、うちも闇業者と同じになりますから。」と皮肉を込めた福子の厳しい口調に世良も横流しがバレていたことを悟ります。
福子は家に帰ると、三田村からの投資を話し、萬平と鈴は大喜び。
しかも更なる嬉しい報せが。
福子が帰り道に病院に寄った所、妊娠3ヶ月と分ったからです。
以上が今回のあらましでしたが、最後はそれこそ盆と正月が一緒に来たようなめでたさでほっこりしました。

第8週「新しい冒険!?」あらすじ完全版(ネタバレ)

第43話 放送日:2018年11月19日(月)

前回から半年後の昭和22年春。
従業員達の塩作りの技術も板につき、納品用のトラックも手に入れ、たちばな塩業は順調そのもの。
福子(安藤サクラ)は臨月を迎えていました。
萬平(長谷川博己)は身重の福子を気遣って家事をやらせようとしません。
おまけに料理担当の赤津(永沼伊久也)が足を骨折してしまって、鈴(松坂慶子)の負担は益々増え、疲労と不満はピークに達しようとしていました。
しかし萬平は仕事のことで頭が一杯。
三田村(橋爪功)から投資された3万円の小切手を見つめて、その使い道に頭を悩ましていました。
萬平はそのお金を製塩業の拡張に使うことには気が進まない様子。
福子は、新しい仕事を始めた方が良いとアドバイスします。
萬平が本来望んでいる、「世の中の役に立つ、みんなが喜んでくれる仕事」をと福子。
「不安じゃ無いのか?」「別のことに手を出すのは・・・冒険だぞ。」と言う萬平に福子は、「萬平さんの冒険を私は見たいです。」と背中を押します。
こうして幸せ一杯の福子でしたが、一方で鈴の疲労と不満は溜るばかり。
萬平が鈴の事を顧みないで、仕事と福子のことしか考えていないこと。
また、「私は武士の娘・・・」から今回発展して、「私の先祖は源氏。源義経は私のご先祖様。」と言った所、萬平に大笑いされたこと。
以上が積み重なり、ついに鈴はキレてしまったのでしょう。
短い書き置きを残し、家出してしまいました。
以上が今回のあらましでしたが、鈴さんもお歳ですから、もう少し労ってあげたら良いのにとは思いました。

第44話 放送日:2018年11月20日(火)

今回は鈴(松坂慶子)の家出騒動でしたが・・・
何か今までとテイストが変って、演出家も今までと違う人なのでしょうか?ちょっと奇妙な回でした。
家出した鈴を社員総出で捜しますが、一向に見つかりません。
一番可能性のある克子(松下奈緒)の所にも行っていない・・・いったい何処に消えてしまったのだろう・・・?という回でした。
このネタバレはさすがに書けませんので本編でお確かめ下さい。

第45話 放送日:2018年11月21日(水)

行方のわからない鈴(松坂慶子)を萬平(長谷川博己)や忠彦(要潤)は心配しますが、鈴の気性を知っている福子(安藤サクラ)や克子(松下奈緒)はさほどでもありません。
娘たちの予想どおり、鈴は三原夫婦のラーメン屋に居候し、久々にノンビリ出来てご満悦の様子。
そこに「たちばな塩業」の従業員たちがラーメンを食べに来て、その話し声が鈴の耳にも入ってきました。
自分がいなくてさぞや困っているだろうという予想に反し、タカ(岸井ゆきの)が来てくれ、むしろ鈴がいないほうが良いと面白がる岡(中尾明慶)や森本(毎熊克哉)の話し声を聞いて鈴は愕然。
ショックを受けた鈴は、三原夫婦にも黙って再び姿を消してしまいました。
タカが洗濯物を干していると神部(瀬戸康史)が来て手伝います。
すると自分の下着があることに驚き、神部は慌てて自分で干すと言い張ります。
尚且つ他の男にも下着は自分で洗わせると言ったり、タカに自分の下着を見られることを恥ずかしがる神部をタカは面白そうに見つめます。
福子と萬平は真一(大谷亮平)が勤めている会社にも行き、鈴のことを伝えました。
真一は、「一応、尋ね人の掲示板に張り紙しておいたら。」とアドバイスします。
福子と萬平が街に出て尋ね人の掲示板を見つけると、そこにはたくさんの尋ね人の張り紙がありました。
また、道ばたに力なく座っていたり倒れている痩せ細った人々や物乞いの子供。
その光景に萬平と福子はまだ戦争が終わっていないことを痛感します。
その後、福子と萬平は再び克子の家に行き、皆で鈴が現れるのを待ちます。
しかし萬平が考えていたのは鈴の事ばかりではありませんでした。
萬平は昼間見た光景が忘れられず、「何とか(あの人達を)助けてあげられないものか・・・」と呟きます。
どうやら、新たな事業のヒントを掴んだようです。
以上が今回のあらましでしたが、神部とタカがくっつきそうな雰囲気でしたね。
そうなると、一番ショックを受けるのは小松原(前原滉)でしょうが。

第46話 放送日:2018年11月22日(木)

福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)は克子(松下奈緒)の家で一晩、鈴(松坂慶子)が現れるのを待ちましたが結局現れず、やむなく翌日二人は帰宅します。
しかし、丁度その頃、鈴は克子の家を訪れていました。
何でも前日には大阪に来ていたが、福子たちがいるだろうと思って映画館とかで時間を潰していたとのこと。
鈴は早速、克子たちに「大切にされていないのは私だけ。」と不満・鬱憤をぶちまけますが、克子はその元気そうな様子を福子に電話で、「あれは拗ねているだけ。」と心配ないことを伝えます。
神部(瀬戸康史)は明らかにタカ(岸井ゆきの)に気がある様子で何かと世話を焼きたがります。
その様子を赤津(永沼伊久也)が目撃し、皆に言いふらします。
ただし、日頃からタカのことを好きだと公言している小松原(前原滉)たち3人の耳には入れるなという無理な条件を付けながら・・・。
その頃、香田家では忠彦(要潤)が鈴をモデルにして絵を描いていました。
忠彦は、鈴をほめそやして良い気分にさせ、鈴もご機嫌。
「忠彦さんて、良い人やったのね・・」という鈴の言葉に忠彦は、「お義母さんの廻りに悪い人はいませんよ。」と優しく返しました。
忠彦から優しくされ、鈴の口からも自分の行いを反省する言葉が。
神部のタカへの想いは重傷のようで、萬平が新規事業のことを打ち明けようとしている時もタカの姿が目に入ると気もそぞろ。
萬平を放ってタカの元に駆けつける始末。
しかしそこへ噂を聞きつけた小松原(前原滉)たちタカのシンパ3人が現れ、神部と言い合いになります。
そこへ福子が現れ、喧嘩の仲裁に入りますがその時、福子の体に異変が。
どうやら陣痛が始まったようで、神部たちも喧嘩どころではなくなり、大慌てで萬平を呼びに行きました。
以上が今回のあらましでしたが、「26(歳)と16(歳)ですよ!」と言って神部がタカに手を出すことを非難する小松原たちの言い分が面白かったです。
あと、忠彦のマダムキラーぶりが見事で絵描きより、そっち方面が向いているぞとツッコミたくなりましたね。

第47話 放送日:2018年11月23日(金)

福子(安藤サクラ)が産気づき、報せを受けた鈴(松坂慶子)も駆けつけてきました。
福子は無事に男の子を出産し、萬平(長谷川博己)や鈴、そしてタカ(岸井ゆきの)や社員たちも大喜び。
けれど名前を決める段になって萬平と鈴がまた揉めます。
萬平は発明家として名高い平賀源内にあやかり、「源内」としたいと主張し、鈴は「義経」が良いとお互い譲りません。
たまりかねた福子が寝所から這ってきて、「源内」と「源氏」に共通する「源(げん)」ではどうか?と折衷案を出し、萬平と鈴も了承。
こうして何もかも幸せ一杯に見えましたが、思わぬ事態に。
福子の産後の肥立ちが悪く、起き上がれない日が続きました。
産婆の助言に従い、萬平は福子に栄養のあるものを食べさせようと鶏を飼い始め、産んだ卵を食べさせようとします。
しかし福子は食事を受け付けないようで、また、夜になると目が見えないとも訴えます。
おそらく、栄養不足が原因だと想いますが心配ですね。
主人公なので大事には至らないと思いますが。

第48話 放送日:2018年11月24日(土)

福子(安藤サクラ)は起き上がれない日々が続いていましたが、萬平(長谷川博己)は産婆の助言に従い、卵だけでなく栄養のあるものを出来るだけ取り寄せて福子に食べさせ、手厚く看病します。
また、経営が順調な今の「たちばな塩業」には、それを可能にする財力もありました。
その甲斐あって、福子は梅雨が明けた頃(つまり約3ヶ月半も寝たきりだった)にようやく元気を取り戻します。
萬平は、「お金のない家なら助からなかった・・」という産婆の言葉から、栄養食品の開発を新規事業とすることを考えます。
萬平がそのことを神部(瀬戸康史)に話すと、神部は大阪帝大に栄養学を研究している人がいると助言。
萬平と神部が早速会いに行くと、その人は大阪帝大栄養学研究室の近江谷佐吉(小松利昌)なる人物でした。
萬平は近江谷から栄養学の講義を聞いて感銘を受け、「タンパク質、ビタミン、ミネラルが入った安くて誰でも買える栄養食品を作る。」と福子に宣言。
その資金はもちろん、三田村(橋爪功)から投資された3万円を当てるつもりでした。
萬平は早速、倉庫の半分を「たちばな栄養食品研究室」として使うことにし、近江谷を指導者として招き、神部、岡(中尾明慶)ら4名を助手として研究室に配置転換。
小学校でパン給食が始まったから、パンに塗るものを開発しては?という福子の助言で、第一弾はペースト状食品の開発を目指すことに。
鈴(松坂慶子)は萬平が新規事業を始めることにおかんむりで、「あなたの旦那は山師やわ。絶対に失敗する。たちばな塩業が上手くいっているのに・・・」と福子に愚痴をこぼしますが、「私は萬平さんを信じます。」と福子は取り合いません。
萬平たちは安くて手に入りやすい動物性タンパク質を求めて、ガマガエルを鍋で煮るというおぞましい実験を開始。
しかし、鍋が爆発して実験は大失敗し、内容物が飛び散るという悲惨な事態に。
それでも萬平は、「何度も失敗して、その先にこそ成功がある。」と益々、意気軒高。
以上が今回のあらましでしたが、近江谷が出てきた時、一瞬、でんじろう先生に見えたのは私だけでしょうか?

第9週「違うわ、萬平さん」あらすじ完全版(ネタバレ)

第49話 放送日:2018年11月26日(月)

萬平(安藤サクラ)は、新しく開発する栄養食品の名を「ダネイホン」と名付けました。
元々はドイツ語で「栄養」という意味の単語をもじったものだそうです。
ガマガエルで失敗した萬平たちは、近江谷(小松利昌)のアドバイスで牛の骨髄を利用することを思いつきます。
福子(安藤サクラ)の助言で三原夫婦のラーメン屋「清香軒」で出汁取りに使った牛の骨を貰い、早速実験を開始。
こうして萬平を筆頭に「栄養食品研究室」の面々は実験に夢中で楽しそうですが、製塩所で働く従業員達は自分達が放っておかれていることに不満を強めていました。
福子また、子煩悩だと思っていた萬平が仕事に夢中で子供の側にいる時間がほとんどないことに失望の混じった不満を抱えていたのです。
けれど萬平の性分や今が大事な時であることも分っていたので何も言えないでいました。
そんな時、ハナ(呉城久美)が訪れ、福子の浮かない顔に気付き、事情を尋ねます。
そこに鈴(松坂慶子)も加わり、話しは自然と萬平のことに。
借金を全額返済した萬平をハナは褒め称えますが、鈴はいつものように萬平の悪口に花を咲かせます。
ハナは福子に「お母さんの半分くらいは、(萬平さんに)言いたいこと言った方が良いかも・・」とアドバイス。
その日の夜、夕食もとらずに研究室に籠もりっきりの萬平を心配し、福子はついに苦言を呈しますが、子供を抱き上げて自分の仕事の意義を語りかける萬平の姿を見て、それ以上は何も言えなくなった福子でした。
以上が今回のあらましでしたが、順調に来ていた「たちばな塩業」、そして福子と萬平の仲にすきま風が生じ、やがて嵐の前触れとなりそうな予感のする回となりました。
あと今回面白かったのが、タカ(岸井ゆきの)と神部(瀬戸康史)の関係を問い質す忠彦(要潤)に対し、タカが「お父さんは画家でしょ。普通の人とは違う。そんなこと気にする人だとは思わなかった。」と反論するシーン。
娘からそんな風に思われていたのか!?と知ったショックと娘に好きな人がいる・・・しかも元泥棒・・・と知ったダブルショックの父親の顔が見物でした。

第50話 放送日:2018年11月27日(火)

週末になり、タカ(岸井ゆきの)がやってきて喜ぶ小松原(前原滉)たち。
しかし、すかさず神部(瀬戸康史)がダネイホン作りを見せると言ってタカを連れ去ってしまい、むくれます。
それがダネイホン組への怨嗟となり、その不満を陰でこっそり聞いていたのが、塩作り組でもなくダネイホン組でもない料理担当の赤津(永沼伊久也)。
ダイネイホンにワカメを混ぜることになり、岡(中尾明慶)たちが海に潜ってワカメを採ってきます。
その楽しそうな姿を見て、自分達はきつい仕事をしているのに・・・と不満を強める森本(毎熊克哉)たち塩作り組。
また塩作り組は夕食用の魚捕りもしなければならず、その不満を赤津にぶちまけますが、赤津はダネイホンは社長の肝いりでやっているからと宥めます。
こうした塩作り組の不満を赤津は鈴(松坂慶子)に伝えましたが、鈴は「あなたが何とかしなさい。」と取り合いません。
でも彼らの不満がどんどん膨らんでいくのを感じ、今度は福子(安藤サクラ)にそれを伝えます。
福子もまた、子供が熱を出しても顧みないでダネイホン作りに没頭する萬平に不満を強めていました。
萬平はそんな周りのことは目に入らず、ダネイホン作りに集中し、世良(桐谷健太)から「そんなモノは売れないから止めろ。」という電話にも「売れます!絶対に!」と言って電話を切ってしまい、一人苛立っていました。
ようやく完成させたダネイホンの試作品も、その味を社員たちから酷評されて売れないと言われると激怒します。
ついには、福子から塩作り組のことや子供のことを顧みないことなどを意見されると、「もういい、仕事に集中したいんだ。」と言って取り付く島もない有様。
福子は子供を抱きしめながら一人涙に暮れますが、二人の夫婦喧嘩をタカから聞き、福子が萬平に怒鳴り返したと聞いた鈴はむしろ喜びます。
一方、魚が捕れずに困っていた高木(中村大輝)たち3人は倉庫の床下である物を見つけ、それを使って魚を大量に捕る方法を思いつきます。
そのある物とはどうやら手榴弾。
元は陸軍の倉庫でしたから、あっても不思議ではありません。
高木達は遠くの海岸まで行って、手榴弾を海に投げ込み、目論見通り大量の魚をゲット。
しかし、これが後に思いも寄らぬ大事件に発展するのでした。

第51話 放送日:2018年11月28日(水)

福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)が夫婦喧嘩した翌朝、子供の熱も下がり、一息ついた所で鈴(松坂慶子)は「夫婦喧嘩は勝つか負けるかよ。」と引き続き、萬平に対して妥協しないよう福子をけしかけます。
福子も、「萬平さんが不機嫌でも私は遠慮しません。」と宣言してみるも、いざ、萬平が部屋に入ってきたら何も言えずにいました。
そんな福子を歯痒く思う鈴。
萬平は配合を変えて食べやすくしたダネイホンを福子と鈴、そしてタカ(岸井ゆきの)と赤津(永沼伊久也)に試食させますが、評価は散々で頭を抱えます。
その頃、世良(桐谷健太)は三田村(橋爪功)と会い、萬平の栄養食品作りを止めさせるよう進言していました。
しかし三田村は、「目先の事ばかり追いかけてはいかん。長い目で見ることも必要。」と言ってその意見を退けます。
神部(瀬戸康史)とタカの仲をやっかむ小松原(前原滉)たち3人は、「神部がタカに手を出している・・・」と鈴に告げ口します。
鈴は早速、神部を問い質し、「タカをたぶらかせたら許しませんからね・・・ほんまやで!!」と深い釘を刺し、神部は「ハイッ」と言わざるを得ませんでした。
その目論見通りの展開にほくそ笑む小松原たち。
萬平のことで思い悩んでいた福子でしたが、咲(内田有紀)が夢枕に立ち、「お互いの足りない所を補うのが夫婦よ。」と諭され、少し吹っ切れたようです。
同じ頃、大部屋で雑魚寝していた社員達は暑さで眠れず苛立ちが募り、ついにはダネイホン作り組と塩作り組との間で取っ組み合いの大喧嘩に。
駆けつけた鈴が、「社員が2つに別れて対立しているのは社長の責任ですよ。」と言って、これを期に萬平を糾弾しようとした所、空気を読んだ社員達が喧嘩を止めて寝るからと言って鈴の目論見通りにはさせませんでした。
しかし萬平は福子と二人きりになると、「僕の責任だ・・」とこれまでの事を反省したようで福子にも謝罪。
「これからは3人の時間を大切にする。」「塩づくりの奴らのことも考えてやらないとな。」と福子に約束しました。
翌朝、萬平は社員を集め、「これからはみんなでダネイホンを作ろうと思う。」と宣言。
その内容を聞くと、これまで以上に仕事が増えると分かり、塩作り組は不満顔。
何も分っていない萬平に福子は一人気を揉みます。
萬平の前では不満を言えない高木(中村大輝)たち3人は、またも遠くの海岸まで行って憂さ晴らしに手榴弾を3発も投げ込みました・・・
以上が今回のあらましでしたが、番宣にあった鈴さんの「ほんまやで!!」というドスの利いた台詞は神部に対して言っていたんですね。

第52話 放送日:2018年11月29日(木)

塩作り組の不満の根本を理解していない萬平(長谷川博己)は、福子(安藤サクラ)の忠告も理解できないようで取り合いません。
そんな時、真一(大谷亮平)がいきなり訪ねてきました。
真一が土産として持参したスモモを手に取った萬平は、それをダネイホンに配合することを思いつきます。
福子は真一を案内し、塩作りの工程を見学させます。
いつぞやに真一を福子の浮気相手と勘違いした森本(毎熊克哉)たちも、半年経っていたので真一が同じ男だとは気付きませんでした。
真一は海岸で塩作り組が不満を漏らしているのを聞き、萬平が社員達への目配りができていないことを危惧します。
真一は福子に、「正直、萬平くんは社長に向いていないと思う。」と率直に伝えます。
そして、「彼は発明家だ。新しいことを考えていくのが彼の才能なんだよ。みんなをまとめるのは福ちゃんの仕事やないかな?」と言って、福子が社長になった方が良いのでは?と言いたげでした。
しかし福子は、「社員達は不満を抱いていても萬平さんを慕ってついてきてくれているから、私ではない。」ときっぱり否定。
ただ、真一が言うことも福子は理解していました。
萬平はスモモをダネイホンに混ぜ、どうにか食べられる味になったことから商品化を決定。
神部(瀬戸康史)や岡(中尾明慶)たちダネイホン組は、食事の時も具体的な販売方法や容器の選定などを楽しそうに議論して盛り上がります。
それを黙って聞きながら、内心の不満を押し隠している塩作り組の面々。
鈴(松坂慶子)はその不気味な沈黙を怪訝に思いながらも、彼らの心の奥底までは気付きません。
一人、福子だけが気付き、気を揉んでいました。
たまりかねた福子は、食事もとらずに仕事に没頭している萬平の所に行き、社員達の心が未だにバラバラであることを伝え、「萬平さんだけがわかっていないことがある。」と塩作り組の不満の根底にあるものを萬平に説明しました。
萬平はそれを聞くと、「やっぱり僕は社長に向いていない・・・福子、おまえが社長をやった方が良い・・」と言い出しますが、福子は「違います」と否定。
「みんなあなたを尊敬しているの。あなたに助けられたと思ってるんです。大事なことはあなたの口から言わないと。」と諫言しました。
福子から諭された萬平は食事をしている社員達の許へ向かいます。
萬平は塩作り組の面々、一人一人の名前を全員呼ぶと、「僕は君たちに謝る。」と言って頭を下げ、一同をビックリさせます。
萬平は仕事に夢中で塩作り組の負担を顧みなかったことを詫びると、翌日からは研究室に入る者と塩作りをする者を交代制にして全員で公平に行なうと宣言。
その言葉を聞いて不満の声を漏らす神部に萬平は、「うちは大きな会社じゃない。みんなが一つになって同じ熱意を持って頑張ってくれないとやっていけないんだ。」と訴えました。
萬平の言葉を聞いた社員達の表情は輝きを取り戻し、ようやく一つにまとまったようです。
以上が今回のあらましでしたが、ようやく塩作り組の不満が解消されて良かったです。
けれど木曜日にして問題解決ということは、明日からはいよいよ手榴弾騒動が勃発しそうですね。
あと、真一が何かを隠しているとのこと。大体、想像はつきますが・・・

第53話 放送日:2018年11月30日(金)

ダネイホンが完成し、いよいよ売り出しましたが、味と値段が不評で1日かけて3個しか売れません。
結果の報告を義務づけられている萬平(長谷川博己)は、重い足取りで三田村(橋爪功)の許へと向かいました。
三田村への報告の席で、世良(桐谷健太)はダネイホンが売れないことをそれ見たことかとばかりに萬平を責め立てます。
けれど、ダネイホンを試食した三田村は、「そんなに不味いとは思わない。」と商品についてのダメ出しはしませんでした。
そして、「これを欲しがる客が誰なのか?どこにいるのか?それを考えなあかん。」と萬平にアドバイス。
萬平は帰りに香田家に立ち寄ります。
忠彦(要潤)はタカ(岸井ゆきの)と神部(瀬戸康史)の仲を萬平に訪ねますが、萬平がその意味を解していないのを見て、ダネイホンのことに話題を替えました。
萬平が浮かぬ顔をしていることからダネイホンの売れ行きが悪い事を悟った忠彦は、「(萬平は)良い物を作るが商売人ではない。誰か信用出来る人に任せた方がいいのではないか?」とアドバイスします。
そして、その人物として真一の名を挙げました。
実は、真一が勤めていた証券会社は財閥解体の煽りで倒産してしまい、現在の真一は失業中とのこと。
萬平は家に戻ると福子(安藤サクラ)と鈴(松坂慶子)に事の次第を話します。
そして、証券会社にいた真一なら数字に強い筈だから経理と営業を任せられるのでは?と言うことになり、つまり真一を会社に迎えることを決定。
(もっとも、福子と萬平でどんどん話を進めてしまい、鈴は「私を無視するの?」と不満顔でしたが。)
森本(毎熊克哉)たちはダネイホンが売れないことに、「張り合いがなくなる・・」とぼやいていました。
この調子では大赤字で給料もおかずも減らされるだろうという森本の言葉に、高木(中村大輝)たち3人は、「魚は大丈夫」と請け合います。
森本は不思議に思って、「何でそんなにようさん魚をとってこれる?」と質問。
しかし、高木たちは、「俺らは釣の天才やからな。」と誤魔化します。
そして今日も高木たち3人は、手榴弾を使って大漁を得ていました。
福子は萬平の代わりに真一の家を訪れ、「助けてください。」と頭を下げ、真一の入社を請いました。
真一なら、そのうち大きな会社に再就職出来るであろうし、給料もそんなに出せない。
それでも1年か、せめて半年だけでも助けて貰えないだろうか?と福子は頼みます。
真一は、会社が倒産してホッとしている部分もあると打ち明け、やり甲斐のある仕事をしたいという心境になっていたことも話します。
そして真一は、「僕に声を掛けてくれてありがとう。多少の蓄えはあるから給料は少なくても良い。」と福子の頼みを快諾しました。
喜んだ福子は、咲(内田有紀)の写真にも礼を言うと、忠彦から寄贈された桜の絵が目に入ります。
それで咲が入院していたときの風景が思い浮かんだとき、福子は一つのアイデアを思いつきました。
それは、病院食として病院にダネイホンを売れないだろうか?というもの。
福子は家に戻ると萬平にそのアイデアを話します。
病院食なら味にも拘らないだろうし、栄養失調で入院している人もたくさんいる筈。
そういう人たち向けなら、正にダネイホンはうってつけ。
三田村からのアドバイスを思い出した萬平も賛成し、ダネイホンに明るい光が見えてきました。
以上が今回のあらましでしたが、真一が来てくれるなら確かに心強いですね。
これから大変な事が起きそうなだけに。

第54話 放送日:2018年12月1日(土)

萬平(長谷川博己)は真一(大谷亮平)を経理と営業担当として社員達に紹介。
けれど鈴(松坂慶子)は、自分は用済みなのかとむくれます。
すかさず、真一や福子(安藤サクラ)が取りなし、神部(瀬戸康史)が言った「大奥様は特別顧問というわけですか。」という言葉に乗っかって、鈴を「特別顧問」と煽ててその場を収めました。
そこに近江谷(小松利昌)が駆け込んできて、ダネイホンを病院に卸す許可が厚生省から下りたことを皆に伝えます。
喜びで沸き返る一同。(鈴だけは聞いていない・・・と不服そう。)
ダネイホンは病院からの評判も良く、注文が一気に増えて会社の経営も軌道に乗りました。
しかし鈴だけは、「特別顧問と言っても何もすることがない。ただの飯炊き女。」と一人不満を抱えていました。
挙げ句に真一に教えていると咲(内田有紀)の事を思い出して辛いと言い出す始末。
そんな鈴の心情を察して、真一も気を遣っていることに福子は気を揉みます。
萬平は三田村(橋爪功)と会い、ダネイホンが大阪中の病院に売れるようになり、評判も上々ということを報告します。
けれど世良(桐谷健太)は、大阪だけで売れても大した儲けにはならないと言って冷ややかな態度。
萬平は、日本中の病院に売って欲しいと世良に頼みますが、世良は「病院に卸すなんて儲けにならないことはしない。」と断ります。
すると三田村が、「それは違うぞ世良くん。」と言って自分の同級生だった男の話を始めました。
その人は裁判官で正義感の塊だった立派な人物だったそうですが、その正義感が仇となり、死んでしまったと。
つまりは、闇業者から食料を買うことを拒否して餓死してしまった。
あの時、ダネイホンがあったら彼は死ななかったかもしれない。
だから病院だけでなく、日本中にこのダネイホンを世良商事が売ってあげたら宜しいと三田村は世良を諭します。
萬平は帰宅したその夜、あらためて福子に内助の功を感謝します。
福子は、けれど鈴の事だけはどうにもならないと珍しく愚痴をこぼしました。
その鈴の夢枕に咲が久々に現れ、「真一さんに優しくしないと私はもう出てこない。」と鈴を脅しました。
翌朝、鈴は態度を豹変させて真一に優しく接します。
こうして何もかもが上手く回ってきたと思えたら突然、思わぬ落とし穴が。
朝食の席に突如、大勢のMP(進駐軍のミリタリーポリス)が土足で乱入。
いきなり機関銃を突きつけられた萬平たちは仰天します。
通訳が言うには、海で爆発音と通報があり、武器隠匿容疑の捜査だとのこと。
心当たりがある高木(中村大輝)たち3人は青い顔ですが、何も知らない萬平や他の者にとっては正に青天の霹靂。
これは次週、マジやばい展開になりそうです。

第10週「私は武士の娘の娘!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第55話 放送日:2018年12月3日(月)

突如乱入してきた進駐軍MPから武器を隠しているという嫌疑を掛けられ仰天する萬平(長谷川博己)たちでしたが、身に覚えがある高木(中村大輝)たち3人が恐る恐る手を挙げて名乗り出ます。
高木たちからの申告で倉庫の床下に隠してあった手榴弾を見つけたMPは、入社したばかりの真一(大谷亮平)も含め、たちばな塩業の男を全員逮捕して連行してしまいました。
福子(安藤サクラ)は英語で抗弁しようと試みますが、ホテルを辞めてから4年間英語を使っていないことと咄嗟の事に気が動転して言葉が出てきません。
萬平は乗せられたトラックの中から会社のことを慌ただしく福子に託します。
福子から報せを聞いた克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)は子供達の世話をタカ(岸井ゆきの)に託すと大急ぎで福子の許へ向かいました。
連行された、たちばな塩業の社員たちは人定質問の後、同じ牢屋に全員が放り込まれましたが、そこで高木たちから手榴弾を使って魚を捕っていた事を聞かされ、皆呆れます。
みんなから責められた高木たち3人は、「ワカメの採取にまで人出を取られて、3人だけでどうやって全員に食わせるだけの魚が捕れるのか?」と怒り、岡(中尾明慶)が発した「アホちゃうか?」の言葉をきっかけにして大喧嘩に発展。
それを大声で鎮めたのが、看守のチャーリー・タナカ(岡崎体育)でした。
タナカはカリフォルニア生まれの日系人だが大阪なまりの日本語を話すという風変わりな人物で、牢内での会話を盗み聞きする役目を担っていたようです。
タナカは、「手榴弾で魚を捕っていたなんて誰が信じるねん?下手くそな芝居しやがって。」と吐き捨て、敵意剥き出しの態度。
その間、真一や萬平は取り調べを受けていました。
次々に繰り出される質問に疲弊する萬平。
福子はいてもたってもいられず、電話帳で法律事務所を捜し、弁護の依頼をします。
しかし相手が進駐軍と聞いて、引き受けてくれる弁護士は見つかりません。
鈴(松坂慶子)は、「私は武士の娘です。こういう時は狼狽えてはいけません。」と口では言うものの、当の本人は一番狼狽えて悲観的な事ばかりを口にし、嘆き悲しむばかりで福子を苛立たせます。
福子は誰も頼る相手がいないまま、それでも気を取り直して弁護士探しの電話を掛け続けるのでした。
以上が今回のあらましで、かなり深刻でシリアスな回だった筈なのですが、MP役の外人や看守役の岡崎体育さんの演技力のせいで気楽に見ることができましたw

第56話 放送日:2018年12月4日(火)

萬平(長谷川博己)たちが進駐軍に逮捕された事を聞き、克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)が駆けつけてきました。
忠彦は、前年にマッカーサー暗殺未遂事件があった事から、進駐軍は日本に残った武器を徹底的に回収していることを福子(安藤サクラ)に説明し、最悪の場合は軍事裁判に掛けられるかも・・・と言う言葉に福子と鈴(松坂慶子)は戦慄します。
それでも福子は今、自分達に何が出来るか?を必死に考え、先ずは萬平が別れ際に託した指示通り、ダネイホンと塩の出荷をして会社を守ろうということに。
その頃、萬平は取り調べで軍の倉庫を紹介した人物の名を自白するように迫られていました。
その人物とは世良(桐谷健太)ですが、もちろん世良も手榴弾があった事までは知らない筈。
萬平が世良の名を出せば、当然、世良も逮捕されるでしょうから萬平は拒否します。
取調官から、「君が本当の事を言わなければ周りの人間は不幸になる。」と脅され、動揺する萬平。
同じ頃、牢内にいた社員達は取り調べが続いている萬平の身を案じながらも、不安で動揺が広がっていました。
手榴弾を隠れて使っていた高木(中村大輝)たち3人は、皆に謝罪の言葉を発しますが、森本(毎熊克哉)は「社長が悪い。」と言いだし、その意見に賛同した岡(中尾明慶)は「軍事裁判に掛けられて死刑になるかも。」とヤケ気味な態度で、それに反発した他の社員達とまたまた大喧嘩に。
岡は止めに入った看守のチャーリー・タナカ(岡崎体育)にも食ってかかり、神部(瀬戸康史)も「同じ日本人を牢屋に閉じ込めて心が痛まないのか!」とタナカを責め立てます。
するとタナカは急に無言になり、しばしの沈黙後、英語で「俺は日本人は嫌いだ。金髪の白人に生まれたかった・・」という意味の言葉を呟いた後、去って行きました。
神部から通訳されて言葉の意味を知った社員達は、タナカの日系二世としての複雑な心境を感じ取ります。
会社では忠彦と克子も手伝って、ダネイホンの生産、塩の出荷作業を行なっていましたが納期は遅れ、福子は電話で平謝り。
おまけに事件を聞きつけた新聞記者が取材に来て、反乱分子扱いされます。
真一(大谷亮平)は再度の取り調べで証券会社からたちばな塩業に来た理由を詮索され、「一番の動機はあの夫婦の助けになりたかった。」と話し、萬平や福子の人柄の素晴らしさを訴えますが、MPは鼻で笑って信じようとはしません。
萬平がいくら追及されても世良の名を白状しようとしない為、MPは「こっちで調べる。」と独自捜査に。
世良は新聞で事件を知り、福子に電話掛けましたが、丁度その最中にMPが来て逮捕されてしまいます。
その様子を電話で聞きながら驚愕する福子。
以上が今回のあらましでしたが、森本たちに「社長が悪い。」と言わせた脚本はちょっと納得できないですね。

第57話 放送日:2018年12月5日(水)

進駐軍に逮捕された世良(桐谷健太)は、取り調べでも持ち前の饒舌さでまくし立てて相手を呆れさせます。
世良は、萬平(長谷川博己)は絶対に反乱などを企てたりしないと熱弁を奮い、つまりは自分の無実を訴えますが結局、世良も萬平たちがいる雑居房に放り込まれてしまいました。
世良は萬平の責任を責めようとしますが、真一(大谷亮平)を始めとするたちばな塩業の社員達から逆に迫られて引き下がります。
そんな時、萬平は再び尋問に連れて行かれます。
進駐軍の取調官であるハリー・ビンガム(メイナード・プラント)は、世良から萬平が発明家だと聞いた話を基に、「発明家なら我々を攻撃する新型兵器も作れそうだな。」と萬平に問い質します。
萬平は、「僕は兵器は作りません。戦争で大勢の人間が死にました。今も栄養失調で苦しんでいる人達が街に溢れています。誰かがその人たちを救わなければならないんです。あなたたちとまた喧嘩しようなんて、そんなくだらないこと考えている暇はない!」と毅然として言い放ちました。
福子(安藤サクラ)は電話で三田村(橋爪功)に弁護士探しの助力を頼みますが、相手が進駐軍では見つからないだろうと三田村も悲観的。
進駐軍の上の人間がどう考えるか、それ次第だろうという見通しを話し、「諦めたらいかん。」と福子を励まします。
そんな時、ラーメン屋の三原夫婦(阿南健治・久保田磨希)がラーメンを持って見舞いに来てくれました。
途中で一緒になったというハナ(呉城久美)も一緒です。
三原夫婦は客から聞いた話として、海に向かって手榴弾を投げていた男たちが目撃されていた事を福子に伝えます。
どうやら、それがたちばな塩業の社員で、進駐軍を攻撃する訓練をしていたと見做されたらしいと聞き、福子は驚愕。
すると丁度その場に、高木(中村大輝)たち3人が進駐軍に連れてこられました。
そして一行は海に向かいます。
慌てて後を追いかける福子と鈴(松坂慶子)。
一行はどうやら、手榴弾で魚を捕っていたという話しの裏付けを取る現場検証に来たようです。
高木達が指定したポイントで海に手榴弾を投げ込むMP。
しかし、今日に限って魚は浮いてこず、高木たちの証言は偽証ということになってしまいます。
「彼らは手榴弾で魚を捕っていたと言っていたが、それは嘘だった。」と告げて去ろうとする進駐軍のハリー・ビンガムに福子は、「そしたら誰に投げるのよ。あなたたちに向かって投げるつもりやったって言うんですか?萬平さんは絶対にそんな事はしません。」と訴えますが、日本語で訴えても伝わらないもどかしさに襲われます。
そのもどかしい思いが天に通じたのか突如、忘れていた英語が福子の口から飛び出しました。
「私の夫は絶対にそんなことはしない。」と福子は英語で叫びます。
しかし、無言で立ち去るハリー・ビンガム。
雑居房に戻された高木たちは手榴弾を投げ込んでも魚が浮いてこなかった事を皆に話します。
すると、他の社員たちまで高木たちを疑いだし、険悪な空気に。
そこを萬平が宥めに入ります。
「今は何もかもが裏目に出ているが、仕事でもそんなことあっただろう?」
「僕たちはそれを乗り越えてきたんだ。」
「僕たちは仲間だ。一つになって戦う仲間なんだ!」
そう、熱く語りかける萬平の言葉に真一も賛同し、社員達の気持ちもまた一つになったようです。
一方、ハリー・ビンガムは、萬平や福子の言葉を思い出しながら、一人考え込んでいました。
以上が今回のあらましでしたが、今回は萬平が格好良かったですね。
あと、「魚も進駐軍とグルなんや。」というセリフに笑ってしまいました。

第58話 放送日:2018年12月6日(木)

萬平(長谷川博己)たちが進駐軍に逮捕された事は新聞沙汰になって世間にも広く知れ渡ります。
大阪商工会では自分達にとばっちりが及ばないように世良商事とたちばな塩業を商工会から退会させようという意見が出され、三田村(橋爪功)は苦慮。
また、福子の所にも大阪専売局から「取引停止を覚悟するように。」と電話があり、正に弱り目に祟り目状態。
それでも福子は、動揺する鈴(松坂慶子)や克子(松下奈緒)たちに「大丈夫よ。」と腹の据わった顔で言って落ち着かせようとします。
その頃、萬平(長谷川博己)は取り調べを受けていて、ビンガム曹長(メイナード・プラント)にダネイホンの説明をしていました。
作った動機として、大阪中の栄養失調の人を助けたかったこと、最初の動機は妻の産後の肥立ちが悪かったこと、病院には売れるようになったが大した儲けにはなっていないこと、しかし金儲けで作ったわけではないからそれでも良い・・・と言った話しを黙って聞いているビンガム曹長を怪訝に思うメイ軍曹(ブレイズ・プラント )。
するとタナカ(岡崎体育)が世良(桐谷健太)の話しをしたいという要望を伝えに部屋に入ってきました。
メイ軍曹が世良の話しを聞くと、世良は手榴弾の現場検証をやり直す事を求めます。
夕方なら魚がたくさん捕れる筈。それで萬平たちの無実が証明され、自分も釈放となる。
そう嘯く世良をメイ軍曹は鼻で笑い、相手にしませんでした。
世良をあしらったメイ軍曹ですが、更に報道で事件を知った牧(浜野謙太)や加地谷(片岡愛之助)まで萬平のことで証言したいと現れた為、会って話を聞きます。
二人とも萬平の人格の素晴らしさを具体的なエピソードを交えて訴えますが、メイ軍曹の心には響きません。
メイ軍曹はこれらの証言を顧みず、ビンガム曹長に「彼らを裁判に掛けましょう。」と無情な進言をします。
加地谷は自分が証言した後も萬平たちの釈放がない事を福子から聞いて愕然としますが、「必ず帰ってくると信じている。」と福子を励まします。
牧も、「家族が乗り込んでも相手にして貰えないだろう。だけどやっぱり福ちゃんしかいないと思う。萬平さんを助けられるのは・・・」と去り際に言い残していきました。
しかし、ダネイホンの材料も切れ、会社を守ることも難しい状況。
福子は最後の望みを掛け、英語で萬平の無実を訴えるべく、その文言・文案作りに勤しみ始めました。
以上が今回のあらましでしたが、加地谷が現在はチンドン屋をやっていて、牧は大阪歯科医師会の理事という近況が明かされました。
個人的には、そろそろ恵(橋本マナミ)も登場して欲しいのですが・・・あと、敏子役の松井玲奈も連ドラの撮影が終わった筈なので出てきて欲しいですね。

第59話 放送日:2018年12月7日(金)

ダネイホンや塩の生産販売が出来なくなったことで、克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)は手伝える事が無くなり、やむなく自宅に戻りました。
神部(瀬戸康史)の安否を心配するタカ(岸井ゆきの)に対し、忠彦は「そんなに神部君の事が好きなのか?」と尋ね、頷くタカに対して「わかった。神部君が出てきたら結婚しても良い。」とまさかの発言。
忠彦の思いがけぬ言葉にタカも克子も一瞬固まりますが、我に返って戸惑う克子とビックリしながらも喜色満面のタカ。
「ただし、学校は卒業してからやぞ。」と忠彦から釘は刺されたものの、大喜びのタカは元気を取り戻します。
同じ頃、雑居房の中でもタカの話題に。
その話題に興味が無い世良(桐谷健太)はタナカ(岡崎体育)に話しかけ、「日本人が嫌いだ。」と言ったタナカの日系人としての立場を思いやる発言をしますがタナカは逆に激昂し、鉄格子を挟んで世良と喧嘩に。
丁度そこに神部を尋問に呼び出す他のMPが現れたことから、タナカは慌てて世良から離れました。
神部はメイ軍曹(ブレイズ・プラント )から取り調べを受け、大阪帝大を卒業している君を一緒に罰するのは惜しいと取引きを持ちかけられます。
つまり、萬平(長谷川博己)がクーデターを考えていて、手榴弾はその為に用意していた。そう証言すればおまえは釈放すると。
もちろん神部は、そういった事実はないことを訴え、萬平と福子(安藤サクラ)に助けて貰ったこと、自分にとって理想の夫婦であることを語りました。
その様子をマジックミラー越しに見つめるビンガム曹長(メイナード・プラント)。
その供述を受け、今度は福子と鈴(松坂慶子)が進駐軍の事情聴取に呼び出されます。
福子は英語で抗弁する文言の作成を急ぎ、また、動揺する鈴を励まします。
「武士の娘でしょ?」と励まされた鈴は、事情聴取でも「私は武士の娘」から始まって、挙げ句は義経の話になり取り調べのメイ軍曹を困らせます。
福子はビンガム曹長から事情聴取を受け、「立花萬平が無実と言うなら証拠を示して欲しい。」と言われます。
福子は、証拠はないと言いながらも、「萬平さんはとても忙しい人です。」と泉大津に来てからの日々を語り、栄養食品を作ることになった経緯を説明します。
ダネイホンも簡単にできたわけでなく、みんなで悩んで悩んで悩み抜いた末に完成した・・・
だから、社員達は萬平のことを慕っている。
萬平が彼らを犯罪に誘うことなど絶対にありえないと最後は英語を交えてビンガム曹長に訴えます。
そして、「私は、たちばな塩業の社員として、また社長の妻として証言します。立花萬平と社員達は無実です。」と予てより暗記していた英語で抗弁を締めくくりました。
それに対し、ビンガム曹長は「もういい・・」と言葉短く反応しただけでしたが、何か思う所はあったようです。
福子は、萬平との面会を求めますが拒否され、手紙をビンガム曹長に託します。
ビンガム曹長は検閲が通れば渡すことを約束。
以上が今回のあらましでしたが、忠彦が急にタカと神部の結婚を言い出したのは驚きました。
何か忠彦の心変わりになるような出来事ってありましたっけ?

第60話 放送日:2018年12月8日(土)

萬平(長谷川博己)は福子(安藤サクラ)からの手紙を皆の前で読み上げます。
福子は社員全員の名前を書いて一人一人呼びかけ、「何も悪いことはしていないし進駐軍も同じ人間、きっとわかってくれる筈。」と希望を捨てないよう励まし、「たちばな塩業の社員を萬平さんは決して不幸せにはしません。」と萬平を信じるよう訴えていました。
三田村(橋爪功)も進駐軍の所に赴き、「立花君は戦争が終わったにもかかわらず栄養失調で亡くなっていく日本人を一人でも多く救いたい。それが彼の志です。」と萬平の無実を訴えます。
牢内では絶望感が広がり、神部(瀬戸康史)は「脱走」まで口にするような始末。
その他、「母ちゃんに会いたか・・」と呟く者。
そんな空気の中、赤津(永沼伊久也)が突然、童謡の「赤とんぼ」を歌いだします。
追随して歌う何人かの社員達。
そんな中、世良(桐谷健太)がふとタナカ(岡崎体育)を見るとタナカまで口ずさんでいました。
「ほんまはお前も心が痛んでいるんやろ?」と言う世良の言葉に「やかましい・・」とタナカは否定しますが・・・
萬平は再び尋問に呼び出され、ビンガム曹長(メイナード・プラント)から萬平を悪く言う者は一人もいなかったこと、しかし納得させる証拠が出てこない限り、軍事裁判に掛けられることを通告されます。
それに対し萬平は、「僕は構いません。その代わり、世良さんとうちの社員を釈放してください。」と言ってビンガム曹長を驚かせます。
「君は自分が可愛くないのか?」と言うビンガム曹長の問いに萬平は、「もちろん、自分が一番大事です」と答えながらも、子供の頃に近所にいた傘屋の話をして、
「僕もその人のように自分の仕事を愛せる人間になりたい。」
「好きなコトを仕事にして一緒に仕事をする仲間を幸せにして、それが人様の役に立つことなら、こんなに幸せなことはありません。」
「ですから今回このような疑いを掛けられたことは不本意極まりない。」
「辛い思いをするのは僕一人で十分です。」
萬平への尋問を終えた後、一人考え込むビンガム曹長。
その日の夕暮れ時、「今日も何の連絡もなかった・・・」と嘆いている鈴(松坂慶子)を福子が励ましていたら、突如、メイ軍曹(ブレイズ・プラント )が部下を引き連れてやってきました。
どうやら、世良が申し入れた「時間を変えての現場検証のやり直し」を行なう為にやってきたようです。
事件の核心に迫る検証だけに福子はMPの制止も振り切って近くまで接近。
MPが手榴弾を海に投げ込み、爆発が起きた後の海面を目を皿にして見つめます。
すると、暫しの間を置いて魚が一匹、また一匹と次々に浮いてきました。
福子は喜び勇んで海に入り、浮いてきた魚を掴み揚げると、「彼らは無実よ!」と英語で叫びます。
メイ軍曹は戻るとビンガム曹長にその旨を報告しますが、「手榴弾を持っていたことは事実です。」とあくまで裁判に掛けることを主張。
しかしその後、全員釈放となったので、ビンガム曹長はその意見を退けたようです。
世良は牢内から出されると、「やっと自分らの間違いに気が付いたみたいやの?」とタナカに皮肉を言いますが、「世話になったの」と労いの言葉も付け加えました。
タナカは牢から出てきた萬平に「俺もダネイホン食うたけど、言うほど不味くは無かった。」と親愛の情を見せます。
萬平は微笑むと、「ありがとう」と短く礼を言って頭を下げてから去って行きました。
そして全員が帰宅し、福子らと待望の再会。
以上が今回のあらましでしたが、あれっ!?・・・菅田将暉の出番はどうなったの?って感じです。

第11週「まんぺい印のダネイホン!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第61話 放送日:2018年12月10日(月)

萬平(長谷川博己)たちが釈放され、久々に全員揃って和やかに朝食をとっている時に専売局から電話が。
新聞沙汰になった以上、世間からの信用が回復するまでは当分の間、取引きを控えるという非情な通告でした。
また、萬平たちが拘束されている間、塩作りに使っている鉄板や大釜が錆だらけになってしまったという問題も抱えていました。
それでも萬平は錆を落として塩作りを再開する心づもりでしたが、福子(安藤サクラ)は「もう、お塩作りはやめませんか?」と提言。
福子は、萬平、そして鈴(松坂慶子)と真一(大谷亮平)も集めて、事業をダネイホンの生産販売一本に絞るメリットを挙げます。
塩作りの会社はたくさんあるが、ダネイホンは自分達だけ。
塩作りは天候に左右されるが、ダネイホンは常時生産可能。
塩の買い取り価格には上限があるが、ダネイホンの値段は自分達で決められる。
しかし鈴は、せっかくここまで頑張ってきたのに今更、どうして簡単にやめることができるの?と反対。
萬平も、「社名がたちばな塩業だから・・」と塩作りを止めることに抵抗がある様子。
他方で真一だけは福子の意見に賛成します。
するとその場に克子(松下奈緒)、忠彦(要潤)、そしてタカ(岸井ゆきの)の3人がやってきました。
萬平たちが釈放されたお祝いもありますが、主な用件は鈴の肖像画が完成したので持参したとのこと。
忠彦が完成した鈴の肖像画が披露すると、その見事な出来映えに一同は感嘆します。
「どうして肖像画を?」と驚く萬平たちに鈴が家出した時のエピソードを話す克子。
「まるで観音様のようだ・・」と褒めそやす萬平と真一。
「その通り。観音様のイメージで描いた。」と忠彦。
鈴は感激して幸福感に浸ります。
タカは神部(瀬戸康史)に忠彦が二人の結婚を許してくれたことを話し、神部も大喜び。
そんな二人の様子を陰から見つめて、後悔する忠彦。
どうやら、神部のことが心配であまりに落ちこんでいるタカを元気づけるためにその場しのぎで「結婚」と言ってしまったようです。
鈴が肖像画を咲(内田有紀)の遺影に見せているとそこに真一がやってきて、「きっと咲はこう言っている・・・」と囁きながら鈴を暗示にかけます。
「観音様やったらみんなのことを見守ってて・・・塩作りはもう止めましょう・・・」と咲ならそう言っているだろうと。
福子は真一から鈴が塩作りをやめることに賛成してくれたと聞き、仰天。
真一は、「後は萬平君か・・彼が納得すれば社員も従う。」と言って萬平の説得を福子に任せます。
萬平は、子供の寝顔を見ながら、塩作りのこれまでを回想していました。
福子は、「塩は昔からあるし、たくさんの人が作っている。しかし、ダネイホンは萬平さんが作った本物の発明品。辛い思いをしている人は日本中にいますよ。」と萬平の背中を押しました。
翌朝、萬平は社員の前で、塩作りを止めてダネイホンに専念すること、社名も「たちばな栄養食品」に変更することを発表。
以上が今回のあらましでしたが、男たちが鈴の扱い方を完璧にマスターしていることが描かれた回でした。
あと、真一の策士ぶりも。

第62話 放送日:2018年12月11日(火)

塩作りから撤退することになり、海岸に並べてある鉄板を回収する社員達。
過酷な作業で苦しかった思い出ばかりですが、いざやめるとなると一抹の寂しさを感じていました。
また、会社の事業がダネイホンだけとなると、「半分くらいはクビになるかもしれんぞ。」と森本(毎熊克哉)は悲観します。
岡(中尾明慶)は「社長は優しい人やぞ。」と否定し、神部(瀬戸康史)も「社長の頭の中には新しい会社の姿がちゃんと見えている。」と楽観的ですが・・・
同じ頃、世良(桐谷健太)は萬平(長谷川博己)に対し、「立花君には見えていない!」とダネイホンの販売戦略に疑問を呈していました。
世良は、「全国の誰に売るつもりや?」と顧客ターゲットが曖昧な点を指摘し、これからは病院だけでなく一般人にも売っていくべきと主張。
その為の味の改良の必要性を訴えました。
萬平は早速、ダネイホンの味の改良に取り組みますが、なかなか良い案が思いつかず悩みます。
福子(安藤サクラ)は鈴(松坂慶子)と料理を作っている時にワカメの代わりに昆布をダネイホンの食材として使うことを思いつきます。
福子が萬平にその事を伝えると、「どうして僕は今までこんな簡単なことに気付かなかったんだ?」と萬平も興奮。
週末になり、タカ(岸井ゆきの)がいつものようにやってきて、神部と仲睦まじい様子にもはや自分達の入る隙間はないことを悟る小松原(前原滉)たち。
そのタカと世良も交えて社員全員による改良ダネイホンの試食会が行なわれました。
萬平は、8割の人間が美味しいと言わない限り、商品化は出来ないと前置きを置いてから忌憚のない意見を要望します。
福子や社員の多数は「美味しい」と絶賛し、辛口の鈴や世良も「前よりは美味しくなった。」「合格点やな。」と前向きな評価。
多数決を採った結果、3名だけが「前の方が美味しかった」「違いが分らない」といった理由で否定的でしたが、多数の支持を得た改良ダネイホンの商品化が決定します。
世良は、「先ずは東京進出。東京に子会社を作るべき。」と主張。
しかし鈴が、「東京には人情がないと聞いている・・」と反対します。
その夜、萬平は福子から「どうするんですか?萬平さん。」と聞かれ、「東京に会社を作る。」と明言。
「僕は世良さんの言うとおりだと思う。確かにあの人は胡散臭くて調子に乗る所があるかもしれないけど、僕はどうしても嫌いになれないんだよな。」と世良の意見に従う腹づもりでいることを明かします。
福子は鈴の説得は自分がやると請け負い、萬平の決意を後押しします。
「おまえは不安じゃないのか?」と問う萬平に対して福子は「むしろワクワクしてます。」とニッコリ。
子供の頭越しに手を握り会い、絆を深め合う福子と萬平。
しかし、福子が鈴を説得する必要はありませんでした。
同じ頃、鈴の夢枕にまたも咲(内田有紀)が現れ、「(観音様と言われたなら)もっとおおらかにいないとね。ダネイホンを大阪に売るのは賛成で東京に売るのは反対って・・それは変よ。」と諭していました。
翌朝、鈴は一転して東京進出に賛成し、「絶対に勝ちなさい。あなたは武士の娘の娘の婿なんですから。」と萬平に檄を飛ばしました。
以上が今回のあらましでしたが、相変わらず、咲を都合良く出現させてますね。

第63話 放送日:2018年12月12日(水)

昭和22年の暮れ、萬平(長谷川博己)、真一(大谷亮平)、世良(桐谷健太)の3人は新会社のオフィスと社員寮となる物件を探しに東京に向かいました。
結果、品川に手頃な物件を見つけ、帰郷します。
東京には真一が営業本部長として出向することになり、真一の配下として6名の社員も出向させることを決定。
その人選に福子(安藤サクラ)は、戦争で学校に行けなかった若い人を選んだらどうか?と萬平に進言します。
ダネイホンが売れたら奨学金も出して、その人たちを夜学に通わせてあげたいという福子の構想に萬平も賛成します。
そんな福子に、まるで社員達の母親のようだと鈴(松坂慶子)は冷やかし、それよりも早く二人目の子供を作りなさいと急かします。
鈴の言葉に対して、「僕もわかっています。」とニンマリしながら萬平から見つめられ、困り顔の福子。
東京に出向する若手社員は小松原(前原滉)以下5名が選ばれ、神部(瀬戸康史)も真一の右腕として若手社員を束ねる役として指名され、神部は戸惑います。
それは、タカ(岸井ゆきの)との結婚が決まったのに、タカと離れ離れになってしまうからでした。
そんな神部の心境を見透かした福子は神部を呼び出して、東京行きの意義を語りかけます。
「タカちゃんとの結婚はまだ2年も先の話でしょ?」
「それまでに神部さんは大事な仕事を任せられるようになって、タカちゃんを養えるお給料を貰えるようにならないといけないんやない?」
「赤ちゃんができたら、もっとしっかりしなくてはいけない。」
「暫くは寂しいかもしれないけどタカちゃんはまだ学生なんやから、卒業するまでは学業に専念させてあげなさい。」
そう福子から諭された神部は、福子の真意とその底にある厚い情に気づいて深く感謝するのでした。
週末にやってきたタカに神部が事情を話すと、タカは泣き崩れます。
しかし、「毎週手紙書くから。1日もタカちゃんのことは忘れない。約束する。」という神部の言葉に指切りで約束をさせてタカの機嫌は直りました。
他方で、タカの父・忠彦(要潤)はタカの結婚が決まって以来、暗くて陰気な絵ばかり描くようになり、落ち込んだ日々を送っているようです。
東京開業を2週間後に控えた2月の初め、世良がやってきました。
世良は、ダネイホンの宣伝放送を東京中、ひいては日本中で流すと言い出します。
しかも、レコードを作ってそれを全国の商店街に送ると。
最初は金が掛かるが、レコードならその後はお金が掛からない。
更に、レコードの音声は福子の声を使い、看板などで使うキャラクター商標は萬平自身をモデルにしたデザインにする・・・
自身の顔を宣材に使われると知った萬平は仰天し、「嫌です・・嫌だ!!」と強く拒否。
以上が今回のあらましでしたが、東京行きに選ばれた社員は奇しくもタカのシンパばかり。
まあ、若手社員から選ぶとなると必然的にそうなっちゃいますか。

第64話 放送日:2018年12月13日(木)

ダネイホンの看板に自分自身の写真を広告塔として使うと知った萬平(長谷川博己)は強く拒否反応を示しますが、世良(桐谷健太)と真一(大谷亮平)、そして福子(安藤サクラ)の3人掛かりで説得され、渋々承知。
その間、鈴(松坂慶子)だけが、「私がやってもいい・・・やりたい!」と一人で訴えていましたが、例の如く誰も聞いていませんでした。
早速、レコードの音録りと看板写真の撮影が社内で行なわれました。
福子は緊張しながらも録音を一発で成功させ、皆を唸らせます。
萬平はどうしても作り笑顔が出来ませんでしたが、福子が巧みにリードしてこちらも無事に撮影を終えました。
出来上がったダネイホンの看板を見て、森本(毎熊克哉)たちは呆気にとられますが、岡(中尾明慶)が「社長がここまでやってくれたんやから、わしらも頑張らなあかんぞ!」と檄を飛ばし、社員達の士気も上がります。
そして、真一たち7名は東京に向け出発。
神部(瀬戸康史)とタカ(岸井ゆきの)は離れ離れになる辛さをそれぞれ堪えていました。
昭和23年2月、東京に着いた真一たちはすぐに仕事に取りかかります。
先ず、各区内の商店街を手分けして回り、出来上がった看板やレコードなどの宣伝道具を目立つ場所に設置してもらいます。
東京に着いた神部の許には早速、タカからの手紙が届いていました。
そこには、「東京には綺麗な人が大勢いるんでしょ?」と早くも神部の浮気を心配する内容が。
忠彦(要潤)はタカに、「これからは女にも高等教育が必要だ。」と唐突に言いだし、タカに大学進学を進めます。
その意図が神部との結婚を妨害することにあると悟ったタカは「ひどい!!」と部屋を飛び出していきました。
神部がタカへの手紙をポストに投函しようとした所、偶然、見知らぬ女性とバッティングし、お互いの手が触れ合いました。
神部は投函を終えると足早に去っていきましたが、女性の方は神部の後ろ姿をずっと見つめていました。
真一から、ダネイホンの試食販売をした所、好評で10ケースが瞬く間に売れ、大手老舗デパートでの取り扱いも決まり、ダネイホンは日本中に知れ渡るようになるだろうという嬉しい報せが入り、福子が伝えると社内中が沸きます。
しかし萬平は、「デパートでは格式が高いと思われる。ダネイホンは街の惣菜屋や米屋でも買えるようにしないと・・・」と初心を貫く姿勢を見せ、福子も賛同します。
「萬平さんの夢が叶ってきましたね。」と囁く福子に萬平は、「僕の夢じゃない。僕と福子の夢だ。」と訂正し、その仲睦まじい姿に社員たちも当てられていました・・
以上が今回のあらましでしたが、神部に早くも女性の影が・・・タカの不安が的中しそうな展開になりそうです。

第65話 放送日:2018年12月14日(金)

ダネイホンは予想外に爆売れし、大学病院からも注文が入って全国の系列病院にも納品されることになったと聞いて福子(安藤サクラ)や鈴(松坂慶子)も大喜び。
世良(桐谷健太)も、「今の、たちばな栄養食品の状況は控えめに言うても半分は僕のお陰やぞ。」と鼻高々。
しかし世良は、「僕に言わしたらまだまだや。立花君は開き直りが足りん。」と萬平(長谷川博己)にダメ出し。
「普段から黒縁丸眼鏡と蝶ネクタイで街を歩かんと。」
「社長自ら広告塔になろうという気迫が足りんのや。」
萬平が渋ると世良は、「これ以上、立花君の引っ込み思案が治らんようなら、次はお母さんで行きましょう。」と鈴にも広告塔の誘いを。
予てから乗り気であった鈴は、「わたし!?、私なんて・・・」と一応戸惑って見せたものの、すかさず、「いつ?」と即決。
その様子を笑いを噛み殺しながら見ている福子と萬平。
萬平は話題を切り替え、「東京にいる社員達を夜学に通わせたい。」と世良に相談を持ちかけます。
会社の一番若い5人に奨学金を出して東京の夜学に通わせるという構想を聞いた世良は、「会社がそこまで面倒見るいうのは・・・」と渋い顔。
福子は、「教養がある社員がどんどん増えれば会社の質も上がっていくと思うんです。」「会社が社員を育て、社員が会社を育てる。たちばな栄養食品というのはそういう会社であって欲しいんです。」と世良を説得しました。
春になると、東京にいる若手社員5人は晴れて夜学に通うようになり、皆、張り切って勉強。
大阪帝大卒の神部(瀬戸康史)だけは夜学に通わず、毎日、タカ(岸井ゆきの)に手紙を書いていました。
そのタカは忠彦(要潤)と大学進学のことで言い争い、克子(松下奈緒)が宥めます。
克子は自分も親の反対を押し切って結婚したことに後悔もあると話し、結婚を急ぐことはないと諭しますが、タカの心配は別の所にあったようです。
つまり、大学卒業まで結婚を延期したら、その間に神部の自分に対する気持ちが薄れ、東京で他の人を好きになってしまうのではないか?
そんな娘の不安を聞いた克子は苦笑し、「そこは神部さんを信じないと。」と励ましました。
タカは一人になると、「疑ったりしてごめんなさい。神部さん・・・」と夜空に向かって懺悔しますが・・・
同じ頃、神部は会社の近くにある食堂に夜食を食べにやってきました。
食堂には、過日、ポストへの投函時に手が触れ合った女性・谷村美代子(藤本泉)が働いていて、入って来た神部に気づきます。
神部の方は美代子のことを忘れていましたが、美代子から話しかけられると思い出し、ダネイホンの販売をする為に東京に来たことを話します。
美代子は明らかに神部に気がある様子。タカの不安は早くも的中・・・!?
3ヶ月後、ダネイホンの偽物が発生したとの報せに世良はいきり立ち、「僕に任せておけ。」とすぐさま東京に向かいます。
世良は、真一(大谷亮平)と二人で偽物を製造している坂下食品という会社に乗り込み、社長の坂下五郎(緋田康人)と面会。
二人は強面を装って偽物の製造販売を止めるよう坂下を脅しました。
世良はその事を電話で萬平に報告すると、「バッタ物はこれからも出てくるから、早くしかるべき所のお墨付きを貰った方が良い。」と提言。
世良は、ダネイホンを買ってくれた東京の大学病院から推薦を得られるように働きかけろと萬平にアドバイス。
大学病院に働きかけるために東京に行くことになった萬平は、帰宅した福子にその事を説明しようとします。
しかし、福子の口からは「赤ちゃんが出来ました。」という思いがけない言葉が。
萬平は言葉の意味を解すると大喜び。
以上が今回のあらましでしたが、いつの間にか世良が「たちばな栄養食品」の社員みたくなってますね。

第66話 放送日:2018年12月15日(土)

萬平(長谷川博己)は福子(安藤サクラ)が第二子を身ごもったという喜びを噛みしめながら上京。
歩きながらも思わずにやけてしまう萬平でしたが、見知らぬ人から「萬平さん?」と声を掛けられびっくり。
それがダネイホンの看板のせいだと分ると慌てて眼鏡を外し、表情を強張らせて人相を変え、「違います」と否定しながら足早に去ってしまいます。
同行していた神部(瀬戸康史)から、「もっと愛想良くしてください。」と注意されますが萬平は、「どうして分ったんだ!?」「蝶ネクタイもしていないのに!」とおかんむり。
萬平は東京の販売会社に到着すると、売行き好調のダネイホン販売に携わっている社員達を労います。
萬平が上京した目的を社員達に話すと、真一(大谷亮平)が大学病院の推薦が入ったラベルの見本を萬平に見せました。
福子と鈴(松坂慶子)は香田家を訪れ、福子の妊娠を報告します。
鈴が、「神部さんと手紙のやりとりをしているんやて?」とタカに話題を振ると忠彦の表情が強張り、タカ(岸井ゆきの)も気まずそう。
結局、タカの幼い弟たちが無邪気に口を滑らしたのをきっかけに、タカと忠彦が大学進学の事で揉めている事、その背景に神部との結婚を忠彦が翻意させようとしていること・・・といった内状が鈴と福子にも知るところとなります。
忠彦はタカと神部の結婚を反対する理由について口を濁しましたが、鈴は勝手に推測して「まあ、最初は泥棒やったもんね、あの人。」と無神経な発言。
忠彦も本心はどうか分りませんが、「そういうわけや・・」と一応、鈴の推測に乗っかります。
タカは「神部さんは良い人よ。」と反発し、克子(松下奈緒)も話題を変えようとしますが、鈴が再三、無神経な言葉を発して台無しに。
黙って鈴を睨むしかない克子と福子でした。
萬平は、東京の社員たちと世良(桐谷健太)も交えて、会社の近くにある神部が行きつけの食堂で食事をしていました。
料理の美味しさに大満足の一同でしたが、若手社員達の関心は食堂で働いている美代子(藤本泉)に。
美人で愛想も良いと萬平や真一も誉めると、堺(関健介)などは、「僕、口説いてみようかな・・」と早くも本気モード。
世良が「あれはどう見てもおまえらより年上やぞ。まあ、神部くんならぴったりや。」と言ったことから、話題は神部とタカの事に移ります。
神部とタカが結婚を約束した仲と知った世良は、一応、祝福の言葉も言いましたが、「あの店員の方がタカちゃんより美人やぞ。」と無神経な発言。
萬平が慌てて、「いやいやタカちゃんだって可愛いですよ・・」と苦笑しながら取り繕いますが、これが火に油。
「タカちゃんだって・・やないでしょ? あんな美人はいませんよ!」と神部は心外なことを言われたとばかりに反発。
神部の言葉に一同は「えぇっ!?」と絶句。
一同の態度に神部は益々、怪訝な顔。
「蓼食う虫も好き好き・・ゆうやつやな。」と世良は話しをまとめようとしますが、神部は「誰が何と言おうとタカちゃんは美人でしょ!」とおかしいのは貴方たちの方と言わんばかりに引き下がりません。
挙げ句、「絶対、あの娘の方が美人や。」「神部さんはどうかしとるわ。」と若手社員達からも茶化されると神部はついに怒りの形相で立ち上がり、掴みかかろうとしたので萬平が慌てて止めました。
一連の会話を悲しそうな顔で聞いていた美代子。
神部に心底惚れた許嫁が存在すると知ってショックを受けたようです。
萬平は会社に戻ると福子に電話をして、身重の福子を案じ、上京する列車の中から富士山が見えたことを話します。
萬平は、「子供が生まれて大きくなったら4人で富士山に登ろう。」と話し、福子も新たな夢が出来て幸せを噛みしめていました。
しかしその後、深夜の10時過ぎ、突如電話が鳴り響き、会社に一人残っていた萬平が出ます。
翌朝の7時過ぎ、大阪の本社にも電話が鳴り響き、神部から急な報せが。
それは、又も萬平が進駐軍に逮捕され、しかも脱税容疑という信じられない報せでした。
若手社員たちへの奨学金が給料に当たると言われ、その分の税金を納めていない所得税法違反だと言われたとのこと。
福子はすぐさま東京へ行こうとしますが真一に止められます。
翌日、萬平は起訴されて軍事裁判に掛けられ、重労働4年、罰金7万円という厳しい判決を受けてしまいます。
その報道を新聞で読みながらほくそ笑む坂下(緋田康人)。
どうやら萬平が逮捕された背景に坂下が絡んでいるようです。
以上が今回のあらましでしたが、萬平が又も逮捕されてしまいました。
これで通算3度目。進駐軍からは2度目の逮捕です。
ただ、このしつこい逮捕劇は菅田将暉絡みの脚本変更があったからでは?と推測します。
あと、以前も書きましたが、「タカ=岸井ゆきの」の容姿をイジるセリフをなぜ、こうも再三書くのでしょう?

第12週「絶対何とかなるから!」あらすじ完全版(ネタバレ)

第67話 放送日:2018年12月17日(月)

萬平(長谷川博己)の有罪判決報道を受け、ダネイホンの取引先からも不安の声が寄せられていました。
そして高額の罰金の支払いをどうするか?と真一(大谷亮平)から相談された福子(安藤サクラ)は、「これは会社の存亡に関わることだがら私たちだけでは決められません。」と答え、東京に行って萬平と面会する決意を固めます。
身重の福子を案じて真一や鈴(松坂慶子)は止めましたが、「面会できるのは家族だけだから・・」と反対を押し切って福子は上京。
同じ頃、萬平は刑務所で重労働を課せられ、やり場のない怒りに苛立っていました。
鈴は香田家を訪れ、萬平がこうも何度も逮捕されるのはおかしい。目を付けられているのではないか?といつものように愚痴りだし、克子(松下奈緒)から窘められます。
福子が東京に到着した日はあいにくの雨。
出迎えた堺(関健介)は身重の福子に雨が掛からないように、自分はずぶ濡れになりながら福子に傘を捧げます。
会社に着いて元気そうな一同の姿に福子は安堵しますが、世良(桐谷健太)の姿が見当たりません。
何でも、萬平の逮捕を聞いて怒った時に金庫を蹴って足の骨にヒビが入り、大阪に帰ったとのこと。
神部(瀬戸康史)は、とばっちりを食うのを恐れて仮病を使って逃げたという見方をしましたが、福子は、「むしろ大阪に帰ってくれて良かった。これ以上世良さんを巻き込むわけにはいかないから。」とほっとした様子。
その時、窓の外では雨の中、神部の姿を心配そうにじっと見つめる美代子(藤本泉)の姿がありました。
世良は大阪に帰る汽車の中で足に巻いた包帯を外し、持っていた松葉杖を老婆にあげていましたから、やはり神部の推測通り、仮病だったようです。
萬平は、中野にあるアメリカ第8軍刑務所に収監されており、福子はそこに面会に訪れます。
現れた萬平は、身重の福子や家族のことを案じながらも、理不尽な仕打ちを受けているやり場のない怒りに苛まれているようで、口が重く、沈んでいる様子。
萬平は罰金の支払いについて「東京の会社を売却して作るしかないだろう。もしかしたら大阪の会社も・・・」と苦渋の決断を福子に伝えます。
そして、会社の資産整理に詳しい信頼できる弁護士を探すよう福子に頼みます。
福子は、「萬平さんが元気でいてくれたら私はそれ以上望みません。せやけど、できればこの子が生まれて来た時にお父さんに抱っこして貰いたいです・・」と涙します。
萬平は福子の言葉に俯き、涙しながら、「すまない・・・」と答えることしかできませんでした。
金網越しに手を重ね合う二人。
福子は会社に戻ると、真一ら社員たちと美代子が働く食堂で食事。
この時福子は、これが東京に着いてから初めての食事であることに気づきます。
食事の席で真一が、「弁護士探しは難しい・・・」と話していると美代子が、「私の兄の知り合いに弁護士が・・・」と開業2年目の弁護士を紹介してくれました。
翌日、福子と真一は美代子から紹介して貰った「東太一法律事務所」を訪れます。
すると、現れたのは、伏し目がちで気弱そうな弁護士(菅田将暉)でした。
以上が今回のあらましでしたが、ようやく、やっと菅田将暉が登場しました。
この難局をどうさばいてくれるのか、楽しみです。

第68話 放送日:2018年12月18日(火)

東太一法律事務所を訪れ、弁護士の東(菅田将暉)と対面する福子(安藤サクラ)と真一(大谷亮平)。
寡黙そうな東とは対照的に事務員の尾崎多江(渡辺真起子)は饒舌で、東が東京帝大の法科を首席で卒業していることを話し、福子と真一は驚きます。
東は福子たちが萬平の弁護を依頼しにきたと勘違いしていましたが、用件が罰金7万円の支払い方法で資産整理に詳しい弁護士を探していたと聞かされると、伏し目がちに「(資産整理は)初めてです・・・」と答え、真一は落胆した様子。
しかし東は顔を上げると、「でもやらせてください。僕が引き受けます。」と真剣な表情で訴えました。
その顔を、判断がつきかねる様子で不安げに見つめる福子。
大阪の会社では、社員達がダネイホンの製造を行なっていましたが、森本(毎熊克哉)が「もしかしたら、うちは倒産するかもしれんな。」といつものように悲観的な見通しを語り出し、それに激昂した岡(中尾明慶)とつかみ合いの喧嘩に。
(この時の岡のセリフが泣かせるものだったので、全文、引用しておきますね。)
「社長が刑務所に入っているんやぞ!」
「若い奴らを夜学に通わせてやっただけで。」
「社長は何も悪いことしてへんのに。」
「奥様かて、腹に赤ん坊おるのに・・・一生懸命、会社の為に頑張ってくれているんやろうが!」
「わしらが卑屈になってどないすんねん。」
「今が一番頑張らなあかんときやろ!」
岡の言葉に森本も珍しく素直に謝罪し、「わしの悪いクセじゃ・・・今まで生きてきて碌な事なかったけん。」と反省します。
鈴(松坂慶子)はよく当たると評判の占い師に会社や萬平のことを相談したいと持ちかけ、克子(松下奈緒)、忠彦(要潤)、タカ(岸井ゆきの)の3人から呆れられ、止められます。
福子は東と二人で再び、萬平と面会に行きます。
待っている間、東が萬平の判決文(英文)を全て読んだと聞かされ、驚嘆する福子。
萬平が現れ、東を紹介されると若い弁護士であることに戸惑っている様子。
東は萬平の求めに応じて、、なぜ萬平が罪に問われのたのか?の説明を始めました。
つまりは、若手社員5名の1年分の奨学金を一括で支払ってしまった。
それが高額過ぎて見過ごすことができないと判断された。
そして先月、脱税を取り締まる法律がより厳しくなった。
立花さんはここに引っかかってしまった。
厳しい判決が出たのは、萬平が有名人であるので見せしめにされたのだろう。
残念ながら、アメリカの憲兵裁判所の判決に対して、不服申し立ては一切できない・・・
以上の説明を東から受けた萬平は、「じゃあ、僕はずっとここに4年間も・・・」と絶句し、涙を拭います。
東は悲嘆に暮れる萬平を見かねて、「でも希望を捨てないでください。法律もいつどう改正されるか分りません。4年を待たずにここから出られる可能性もないとは言えません。」と言って諦めないように必死で励まします。
萬平は長い沈黙の後、「諦めません・・・僕は諦めない。」と気を取り直しました。
東は、話題を罰金7万円の支払い方法に変え、会社の売却を提案します。
東京の子会社、たちばな栄養食品販売有限会社をダネイホンの販売権付きで売却すれば、7万円で買ってくれる所はある筈。
大阪のたちばな栄養食品はダネイホンの製造に専念する。
そうすれば大阪の会社は守ることができる。
これが最善の策だと説明する東の言葉に考え込む萬平。
しばしの黙考の後、「わかりました・・それで良いです。」「僕は東先生を信じるよ。」と萬平は決断しました。
以上が今回のあらましでしたが、シャイだけど抜群の頭脳を持つ東を菅田将暉が好演し、また、岡と森本の喧嘩シーンなど見応えがある回でした。

第69話 放送日:2018年12月19日(水)

弁護士の東(菅田将暉)は、東京の販売会社とダネイホンの販売権をセットで買ってくれる相手を見つけ、罰金7万円を支払うことができました。
その報告を聞いて寂しそうな萬平(長谷川博己)に東は「萬平印のダネイホン」という売り文句や萬平の看板は先方の希望でそのまま残る事になったことを伝えます。
「でも僕は刑務所にいるのに。世間の印象は悪いでしょう?」と訝しむ萬平に福子(安藤サクラ)や東は、世間の人はみんな萬平が悪くないことはわかっていると伝えます。
難局を一つ乗り切った福子は、東なら出来るかもしれないと思ったのか、萬平の釈放に助力してくれるよう東に懇願します。
無理だと理解していても、生まれてくる子供や喋れるようになった源のことを思うと理不尽な理由で父親がいない不条理さに耐えられない・・・といった様子の福子を見て、東も思わず、「考えます・・」と答えてしまいます。
自分の事務所に戻った東は、萬平の釈放について「考えます」と答えてしまった事を事務員の尾崎多江(渡辺真起子)から叱られます。
多江からくどくどと叱られ、挙げ句に(お金にもならない仕事だから)「私のお給料、払えるの?」と聞かれて苦慮する東。
神部(瀬戸康史)は美代子と(藤本泉)と会って、東を紹介してくれた礼と東京を去るにあたり分かれの挨拶をしていました。
今夜の夜行列車で去ってしまうと聞いた美代子は、自分の想いを伝えるべきか悩んだ表情でしたが結局、「私は・・・私は・・・、応援してますから・・」とだけしか言えませんでした。
美代子の思いに気付かず、明るい表情で去ってしまった神部の後ろ姿を涙で見送る美代子。
しかしその様子を会社の中から若手社員達は一部始終を目撃していました。
会社に戻った神部は若手社員達から美代子が泣いていたからには陰でこっそり付き合っていたのだろうと責められます。
もちろん神部は、タカ(岸井ゆきの)がいる以上、有り得ないと否定。
その事から又もタカと美代子のどっちが美人という論争になり、結局、「あんな美人は大阪中、いや、日本中探してもおらん。」とタカのことを褒めそやす神部にみんな呆れて無言になってしまいます。
真一(大谷亮平)は、気丈に明るく振舞っている福子を心配し、「辛い時は辛いと言ってくれ。僕が出来ることは何でもするから。」と労ります。
福子は感激して、「私は人に恵まれています。」と言うと、「それは福ちゃんやから。福ちゃんには運があるんや。」と真一。
他方で鈴(松坂慶子)は評判の占い師の所に行き、「娘には運がないんやないでしょうか?」と萬平のことを相談。
しかし占い師から、「立花萬平は大器晩成。まだまだ山あり谷あり。」と告げられ、恐れおののく鈴。
萬平は刑務所内で課せられた作業中、またも苛立っていると同じ受刑者の剛田一隆(イッセー尾形)という男から窘められます。
「僕はあなたと違う。僕には応援してくれる仲間がいる。」と反論する萬平に剛田は、「仲間のことを思ってカリカリするな。笑え。」と諭します。
福子と真一、そして東京で働いていた社員達が大阪に帰ってきました。
神部が土産を渡すと鈴は世良からも同じ物を貰ったと語り、元気そうだったという話しに神部はやはり世良が仮病であったことを確信し、タカも同じ見解だった事を知って喜びます。
「ダネイホンを作り続けることが出来ただけでもありがたい。」「社長が帰って来るまで頑張ろう。」と大阪に戻った福子と真一を中心に気を取り直した一同でしたが、またも暗雲が。
鳴り響く不吉な電話。
福子が出ると東京財務局からで、脱税分に10万円の追徴課税をするという非情な通知。
以上が今回のあらましでしたが、ようやく7万円の罰金を支払い終えたばかりだというのに今度は10万円も支払えとは無理な相談。
この分では、ようやく残せた大阪の会社も、家も、土地も、全て手放さざるを得なくなりそうで・・・

第70話 放送日:2018年12月20日(木)

東京財務局から10万円の追徴課税を通告され、福子(安藤サクラ)は東(菅田将暉)に電話を掛けて相談。
東は、善後策を考える為に一旦、電話を切ります。
福子は再び東京に行くと言い出しますが、鈴(松坂慶子)と真一(大谷亮平)から止められて断念。
あまりの事態にさすがの福子も涙が止まらず、鈴もただ福子を抱きしめることしかできません。
東は萬平(長谷川博己)と面会すると、事態を伝えました。
萬平は「納得できない!」といきり立ちます。
東は、「僕もです。これはどう考えても不当な課税だ。支払う必要はありません。」と言いながらも、差し押さえを免れる為に弁護士として冷静な対応策を示しました。
それは、大阪の会社、即ち、たちばな栄養食品を解散するということ。
ダネイホンの商標と製造方法をどこかに売って会社を畳む。
会社がなくなってしまえば財務局はどうすることもできないし、ダネイホンという商品も残せて、相当な額の現金も入る。
「そのお金でまた新しいことを始めれば・・・」とここまで言いかけた東の言葉を遮り、突如、萬平が激昂します。
「簡単に言わないでください・・・簡単に言うな!!」
「会社がなくなるなんて、社員達はどうなるっていうんですか。」
「先生は所詮、人ごとだと思っているんでしょう?」
この言葉に、今度は東が「思っていません!!!」強く反発。
そして東は、「僕には妹が一人います・・・」と言って、自分の身の上を話し始めました。
東の妹は栄養失調で胎内にいる子供共々死にかけていた所、ダネイホンによって救われた。
だから萬平には感謝しているし、依頼を受けたときは何を置いても引き受けようと思った。
「だから、僕だって悔しいです。悔しくてどうにかなりそうだ。」
と熱く語る東に萬平も心を打たれた様子。
そして東は改めて策のメリットを訴えると、最後にこう言葉を締めくくりました。
「どうか、僕を信じて下さい。この方法しかないんです。」
「これが、最善の策だと、僕は思います。」
萬平は小さく何度も頷くと、吹っ切れた表情で承諾。
「わかりました。あなたを信じます。」
「信じます。」
萬平は作業に戻ると、剛田(イッセー尾形)から会社がなくなることを言い当てられ驚きます。
剛田の本職は占い師のようで、人相や手相を見ることができ、萬平の顔を見たら、「今日、大事なモノを手放すことになるんだなあ。」ということが分ったとのこと。
萬平は、剛田に自分がこれからどうなるのか?を尋ねます。
剛田は、「ここから出られる。真面目に刑期を務めれば・・・」と茶化しますが、続けて、「あなたは大器晩成型なんだよ。晩年に成功するんだ。今起こっていることは全て、その時のための糧になるんだよ。だからさ、悲観的になるな。」と萬平を励まします。
その後、剛田は萬平から尋ねられて自分の過去を語りだし、占いの弟子に金を持ち逃げされ、食い詰めて進駐軍の倉庫に空き巣に入ったら捕まったことを話した上で、「自分の事は占えねえんだよ。」とオチをつけました。
大阪の会社では、社員たちが真一に迫っていました。
会社が危ない・・・そうなれば真っ先に自分達が切り捨てられるだろう・・・しかし、福子や鈴には聞けない・・・
そういったジレンマから真一に今後の見通しを聞こうと迫る社員たちに真一は苦慮します。
福子は東からの電話で、会社を解散するという案を聞かされます。
会社を解散すると言うことは、家も出て行かなければならないという厳しい現実を突きつけられた福子。
しかし萬平が納得したと聞くと福子は、「わかりました。そうしたら私も東先生を信じます。萬平さんと私は一心同体ですから。」とその場で受諾。
ダネイホンの譲渡先を大阪の会社にと言う萬平の希望に合わせて、明日、大阪に向かうという東は、譲渡先のリストアップを福子に託して電話を切ります。
東は電話を切ると、やりきれない思いからか思わず立ち上がって窓際まで行くます。
事務員の尾崎多江(渡辺真起子)が気遣って声を掛けると、「こんなに辛い仕事は初めてで・・」と肩を落とす東。
尾崎は、「でも、立花さんたちを助けるための最善の策なんでしょう?」と励まします。
福子は、源を背負って海岸に来ていました。
初めて来た時のことを回想し、思い出に浸ります。
「もう、あの頃には戻れない・・・」
「せやけど大丈夫、源ちゃん。」
「ぜったい・・絶対、何とかなるから・・ぜったい・・・」
と福子は自分を鼓舞しようとしますが、萬平が「僕と福子の夢だ。」と言った姿を思い出すと涙が止まらず、そのまま泣き崩れてしまいました。
以上が今回のあらましでしたが、書いているうちにこちらも涙が止まらなくなって・・・

第71話 放送日:2018年12月21日(金)

会社を解散し、家も手放すことになりそうな情勢に鈴(松坂慶子)は香田家を訪れていつものように愚痴ります。
福子(安藤サクラ)はダネイホンの譲渡先候補の選定に頭を悩まし、真一(大谷亮平)と相談。
福子は大阪商工会会長の三田村(橋爪功)への相談を持ちかけますが、真一は三田村が投資してくれた人物ということを知ると、「会社がなくなる事を真っ先に伝えなければいけない人。相談どころか、先ず、謝罪に行くべき。」と指摘。
福子は自分の迂闊さに恥じ入ります。
福子が三田村の会社に電話を掛けると、電話に出たのは三田村の息子の勘介(阪東浩考)でした。
現在の三田村は社長を退いて会長職を務め、会社には出てきていないとのこと。
そして、実は入院していることを教えてくれました。
萬平(長谷川博己)は、気持ちを切り替えたのか、刑務所を出た後に始める「新しいこと」について考え始めていました。
その様子を見ていた剛田(イッセー尾形)は、急に「うん!?」と首を傾げ、「あんた、近いうちに転機がくるぞ。」「昨日までになかった相が顔に出ている。」と予言。
剛田は続けて、萬平がダネイホンの看板(の男)と似ていると言い出したので萬平は、「今頃、それを言って・・・剛田さんは本当に人相見なんですか?」と呆れ顔。
福子は三田村が入院している病院で東(菅田将暉)と待ち合わせて、二人で三田村に会いに行きます。
先ず、福子が先に一人で病室に入ると中では三田村が世良(桐谷健太)と談笑していました。
三田村は新聞で萬平の事件を知り、また東京の会社とダネイホンの販売権を売ったことは世良から聞いていると話し、「大変やったね・・」と福子を労ります。
福子は10万円の追徴課税のことを話し、ダネイホンの商標と製造方法を売却して会社を畳むことにしたと説明して、3万円の投資をしてくれた三田村に詫びます。
三田村が、既に4万円にして返してもらったと答えると世良が驚き、「1万も儲けたんでっか!? 会長・・」と口走ってしまい顰蹙を買います。
福子は三田村の許可を得てから、東を部屋に招じ入れます。
東はダネイホンの売却先を紹介して欲しいと本題を切り出し、譲渡先の条件として、ダネイホンの製造ができること、相当の金額を支払えることの2点を掲げました。
また、大学病院から推薦を得る話も今からでも纏められるはずだと話し、そうなればダネイホンの商品価値は上がり、高値で売れる筈と力説。
すると三田村は東と二人だけで話したいと言って、福子と世良を部屋から退出させます。
三田村は東と二人だけになると眼光を鋭くして東をいろいろと問い質します。
「会社というのは、それを作った者にとっては我が子も同然や。」
「それを売るということは我が子を売るということと同じやぞ。」
「本当に立花君は納得しているのか?」
「君が納得させたんか?」
「どうやって?」
といった具合に三田村から繰り出される鋭い質問に対して東は真摯に答え、自分の思いを三田村にぶつけました。
東の熱弁を聞き終えた三田村は暫くの間、東の顔を見つめていましたが、やがてぼそりと呟きます。
「君はええ弁護士になるなあ。」
そして三田村は、「良さそうな会社が3社ほどある。そこを紹介しよう。」と言って東の要請を快諾しました。
三田村は最後にこう呟きました。
「これが私の最期の仕事になるなあ。」
同じ頃、福子は世良から三田村が胃がんを発病していて余命3ヶ月であることを知らされていました。
福子は、「何でこんな辛いことばっかり・・・」と涙します。
そんな福子の辛そうな姿を見つめ、世良は逆に檄を飛ばしました。
「三田村さんは泣いてへんぞ。」
「それどころか、福ちゃんをきっと助けてくれる筈や。」
「僕かてできることはやったる。」
「福ちゃんには、ぎょうさん味方がおるんや。」
「泣いている場合ちゃうぞ。福ちゃん!」
以上が今回のあらましでしたが、ラストの安藤サクラさん。
涙が迸るどころか飛び散る程に大粒の涙を流して真に迫った演技でした。

第72話 放送日:2018年12月22日(土)

三田村(橋爪功)が癌で余命幾ばくも無いことを福子(安藤サクラ)から聞いた鈴(松坂慶子)。
「あんなにお世話になったのに、何のお返しもできないなんて・・・」と鈴も嘆きますが、話はいつしか咲(内田有紀)のことに。
まだ、福子(安藤サクラ)が女学校に通っている頃、咲がバレンタインチョコレートの話を急にしだし、今思えばあの時の咲は既に真一(大谷亮平)と出会っていたのだろうと鈴は幸せだった過去の思い出に浸ります。
そして鈴は、「今はこんな・・・」とまたいつものように愚痴りだしますが、福子は、「私は今が不幸せだと思っていません。」と毅然として反論。
鈴が感心して、「なんだか逞しくなったわね。」と誉めると福子は、「私は武士の娘の娘ですから。」と胸を張りました。
そこへ風呂から上がった東(菅田将暉)がやってきて、明日からダネイホンの売り込みに行くと二人に伝えます。
東京財務局の国税査察部では、通告から1週間経つのにたちばな栄養食品から何の連絡も無いことから追徴課税を納める気は無いと判断。
部長の増岡丈治(菅原大吉)は、「差し押さえの準備に入れ。」と部下に指示を出します。
福子は再び上京して東と共に萬平(長谷川博己)と面会。
ダネイホンの商標と製造方法を北浜食品が12万円で買ってくれたことを報告します。
「このお金を元手にまた新しいことを始めて下さい。」と東から言われた萬平は、「ここにいては、僕は何も出来ない。」と力なく答えます。
しかし、東の「僕はまだ諦めていません。」「まだ、戦いは終わっていないと思っていますから。」と言う言葉に萬平は嬉しそうな眼差しを向けながら礼を言いました。
萬平は福子に視線を移すと、社員達のことを尋ねます。
福子は、みんな覚悟を決め、既に再就職先も東の協力で見つけてあると萬平に伝えます。
萬平はあらためて東に礼を述べるも、辛そうに俯きます。
その様子を見た福子は、「萬平さん・・」と呼びかけると、金網に右手をかざし、「大丈夫・・・大丈夫です。」と優しく語りかけます。
萬平は福子のかざした手を見つめると、そこに自分の手を重ね合わせて小さく頷き、「うん・・」と答えました。
大阪に戻った福子は社員達を集めるとそれぞれの再就職先を発表します。
神部(瀬戸康史)、岡(中尾明慶)、森本(毎熊克哉)以下9名は北浜食品でダネイホンの製造指導に。
野村以下4名は三田村の紹介で大国商会で働くことに。
小松原(前原滉)と増田の二人は世良(桐谷健太)の紹介で梅下電気で働くことに。
タカ(岸井ゆきの)は、「みんなバラバラになってしまう・・・」と泣き崩れます。
福子は、「今まで頑張ってきたからこそ、それを無駄にしてはいけません。これからの人生に活かしてください。」と訓示すると「今日をもって、たちばな栄養食品は解散します。」と宣言し、最後にみんなで「リンゴの唄」を歌って涙の別れとなりました。
その2日後、東京財務局 国税査察部が大人数で差し押さえにやってきました。
一同は、たちばな栄養食品の社内に土足でドカドカと上がり込みますが、会社の中は既にもぬけの殻。
「何だこれは?」と一行が驚いていると2階から東が「お待ちしていました。」と言いながら降りてきます。
たちばな栄養食品が解散したことを東から聞いた部長の増岡丈治(菅原大吉)は、「会社を売ったと言うことか?その金はどこにある?」と厳しい表情で東を問い質します。
東は、いつもの伏し目がちな視線を上げて真っ直ぐに増岡の顔を見つめると、「それは・・・黙秘します。」とキッパリとした口調で答えました。
その頃、萬平は、「戦いは終わっていない。」と呟きながら眼光を鋭くし、気力が戻ってきた様子でしたが・・・
どうやら、その戦いは想像を超えたものになりそうです。
次週もどうやら、ハラハラドキドキの展開になりそうですね。

第13週「生きてさえいれば」あらすじ完全版(ネタバレ)

第73話 放送日:2018年12月24日(月)

たちばな栄養食品から追徴課税を徴収できず、東京財務局ではその対応に苦慮していました。
GHQから高い徴税目標額を課せられている為、「徴収できませんでした」では済まされないからです。
年が明けた昭和24年、福子(安藤サクラ)、鈴(松坂慶子)、そして源の3人は泉大津の家を引き払い、克子(松下奈緒)の家に居候することに。
鈴は、かつてはあんなに嫌がっていた泉大津での生活や出会った人々のことを懐かしみ、克子やタカ(岸井ゆきの)から冷やかされます。
福子は上京し、東(菅田将暉)と共に萬平(長谷川博己)と面会。
萬平は、社員達を引き取ってくれた各会社との覚え書きを福子に見せてもらい、そこに書かれた社員一人一人の名前を確認して全員が再就職できた事を知ると安堵の表情を浮かべ、助力してくれた東に礼を述べます。
萬平は福子から来週末に子供が生まれる予定と聞くと、既に子供の名前を考えてあることを明かします。
男の子なら、「太(ふとし)」。
東の名から一文字貰ったと話す萬平に東は恐縮しながらも嬉しそう。
女の子ならば「幸(さち)」。
福子と二人で幸福になって欲しいと話す萬平。
面会時間が終わり、東と二人だけになった福子は、「子が生まれてくる時は萬平さんはいないんですね・・」と寂しそうな顔。
東は、「僕はどうしたら萬平さんがここから出られるのか毎日考えています。そもそも社員に奨学金を渡しただけで4年の実刑なんて・・・」と我が事のように憤慨します。
大阪に戻る福子に東も三田村(橋爪功)に礼を言いたいと言う名目で福子に付き添ってくれました。
大阪に戻ると福子は東、そして世良(桐谷健太)の3人で入院している三田村に面会に行きます。
三田村は福子と再会できて喜びますが、「私はもう長くはない。これも天命や。受け入れる覚悟はできています。」と達観した表情で話します。
世良が、「もっといろいろ僕らに教えて下さい。」と言うと三田村は、「人生いろいろあったが、どれもこれも(今思えば)大したことなかった。」と人生訓を語り出します。
三田村は、「あと1年生きていたら何とかできたことは仰山ある・・」と言うと急に福子と二人だけで話しがしたいと言い出して世良と東を退出させます。
三田村は福子と二人だけになると、こう優しく語りかけました。
「今、僕が言うたことは愚痴やないよ。」
「生きてさえいれば、希望はあるということや。」
その言葉を噛みしめる福子。
一方、三田村の部屋から出た世良と東は萬平の今後を話し合います。
「財務局がこのまま引き下がるとは思えんなあ・・・」と危惧する世良に対して東は「なくなった会社から金は取れません。」とその件については片付いたと判断している様子。
しかし世良は、「今の世の中、何が起こるか分らんぞ・・先生。決まりなんてあってないようなもんや。」と注意を促します。
再び、三田村の病室。
三田村は来週末に子供が生まれると聞いて、「そしたらその子は私の生まれ変わりかもわからんな。」と冗談を飛ばした後、真顔になると最後にこう言って福子を励ましました。
「福ちゃん・・負けるなよ。」
「最後まで立花君を支えてあげられるのは福ちゃんだけや。」
「どんなことがあっても、笑てなさいよ。」
福子はニッコリと微笑み、「生きてさえいれば、希望はある・・」と三田村から教えられた言葉を呟きます。
三田村は、「そうや。ははは・・」と愉快そうに笑いました。
その3日後、三田村は息を引き取ったそうです。
以上が今回のあらましでしたが、ついに三田村が逝ってしまいました。
せめて萬平が出所するまでは生きて欲しかったです。
橋爪功さんはさすがでした。お疲れさまです。
あと、今回の無茶苦茶な事件の背景にGHQの無謀な政策が原因していることが分りました。
社員に奨学金を渡しただけで4年の実刑、高額の罰金、おまけに高額の追徴課税・・・なんて酷すぎます。
「無理が通れば道理が引っ込む」の典型ですね。

第74話 放送日:2018年12月25日(火)

東(菅田将暉)が、ダネイホン売却代金の12万円を福子の口座に振り込んだという話をすると、聞いていた鈴(松坂慶子)や克子(松下奈緒)、忠彦(要潤)らはびっくり。
鈴は、「家が2軒買えるわ。」とその金額の実感を表現します。
「私は今、大金持ちです。」と福子も大金を管理する重圧を冗談で紛らわせます。
福子は、このお金は萬平さんが新しい仕事を始めるための軍資金だから使わないと宣言。
それで克子が萬平の出所の見込みを東に尋ねると、東は「頑張ります・・」と言っただけで俯いてしまいました。
言葉を濁す東に納得しない鈴が明言を求め、東の苦衷を察した忠彦が東を擁護したりと軽く一揉めしていると福子に異変が。
福子は突然産気づき、皆大慌てで対応に散ってしまい、一人残された東が福子の介抱をすることに。
「腰をさすって・・」と言われても福子の体に触れることを遠慮して上手くできない東に苛立つ福子。
そして予定日より4日早く、女児が誕生。
東は「こんな経験、初めてです・・」と我が子が生まれたように感激し、急ぎこのことを萬平(長谷川博己)に伝えたいと慌ただしく飛び出して行きました。
萬平は東から女の子が誕生したと聞かされると大喜び。
しかし、東から「生まれた時の幸ちゃんと福子さんです。列車の中で描きました。」と手描きの絵を見せられると戸惑いの表情に。
萬平は、「どうせなら、忠彦さんに描いて貰いたかったかな・・・」「だって、忠彦さんは画家ですよ。」と苦笑しながらやんわりと不満を伝えると、東もようやく自分の迂闊さに気付いて狼狽し、萬平に平謝り。
萬平は、「本当は可愛いんですよね?」と要点を確認。
東から、「凄く可愛いです。カワイイです!」という答えを引き出すと、萬平もようやく喜びに漬ることができ、福子へ感謝するのでした。
福子は子供の顔を見ながら、三田村(橋爪功)のことを思い出していました。
「その子は私の生まれ変わりかもしれんな。」と言った三田村の言葉を思い出し、「立派な人になるのよ。幸・・」と語りかけます。
「ごめんね・・お父さんがここにいてあげられなくて・・」
福子が12万円は萬平の再起の為の軍資金だから使わないと宣言したのにも関わらず、鈴は金持ち気分になったのか「福子に精を付けさせる」という名目で高い肉を買ってきて克子を慌てさせます。
そこに東京財務局の増岡(菅原大吉)以下4名が個人資産の差し押さえという名目で乗り込んできました。
一行は子供と寝ていた福子の寝所にまで押し入って、家捜しを始めます。
増岡は福子に「あなたの個人資産も差し押さえの対象にします。」と通告。
そして一行は福子の通帳を見つけると印鑑もろとも容赦なく押収してしまいました。
抗議しようとする福子に増岡は、「我々は進駐軍の命令で動いています。抗議しても無駄ですよ。」と冷たく言い残して去っていきます。
福子は産後の弱った体に加えて、あまりの出来事にショックで憔悴。
それでも福子は忠彦が帰宅すると、「東先生に知らせないと・・」と起き上がろうとします。
克子が代わりに東に連絡すると、東も予想外の事態に絶句。
心身共に憔悴している福子のことを心配する鈴。
すると福子はニコリと無理矢理に微笑んで見せ、「何とかなります。」と意外な反応を示します。
鈴はその様子に驚き、「福子の笑い顔が不気味なのよ・・」と忠彦に相談。
「そもそも、あんなことがあって笑っていられることがおかしいでしょ?」と福子の気が触れたのではないか?と言わんばかりにパニック状態になる鈴。
けれど福子は気が触れたわけではなく、三田村から受けた最期の言葉を思い出していたのでした。
「どんなことがあっても、笑てなさいよ。」
「生きてさえいれば、希望はある・・」
この言葉を胸に、「笑顔、笑顔、笑顔よ、笑顔・・」と福子は必死に自分に言い聞かせるのでした。
東は自分の事務所で夜遅くまで対応策に頭を悩ましていましたが、「相手は進駐軍と財務局ですよ。無茶はしない方が・・・」という事務員の尾崎多江(渡辺真起子)の言葉が事の難しさを現していました。
その東京財務局では、加瀬沢(小堀正博)が上司の増岡に「どうして進駐軍は立花萬平を目の敵にするのか?」と質問していました。
増岡の答えは、「目の敵?・・・ただのスケープゴートだ。」「立花萬平が有名人だからだよ。」
萬平は東から事態を聞いて福子や子供達の身を案じます。
東は、会社の税金を個人から取立てるという横暴さの背景に進駐軍の圧力があるのでは?と推理し、その内幕を説明します。
「じゃあ、もうどうすることもできないんですか?」と怒る萬平に対し、東は力強く答えました。
「僕は言いましたよ立花さん。戦いはまだまだ続くと。」
「国を・・訴えましょう!」
萬平は「国を訴える」という意味が分らず、「えっ!?」と怪訝な顔。
福子は子供達の寝顔を見ながら、「大丈夫・・大丈夫・・大丈夫・・」と子供達にと言うよりは自分に言い聞かせるように呟いていましたが、その表情は虚ろで・・・
以上が今回のあらましでしたが、「福子の笑い顔が不気味なのよ・・」とまたまた顔いじりのセリフがありましたね。
でも今回はそのセリフ通りの表情を見事やって見せた安藤サクラさんの演技力に、正直、見ている方も「不気味な笑顔・・」と思ってしまいましたorz

第75話 放送日:2018年12月26日(水)

萬平(長谷川博己)が「国を訴える」と言う意味を問うと東(菅田将暉)は、「源泉所得税徴収決定処分の取消を裁判所に請求する。」と答えます。
萬平が半ば呆れた表情で「勝てるんですか?」と聞くと、東は、「わかりません。でも抗議の声を上げなければ何も始まらない。立花さんは明らかに不当な扱いを受けているんです。」と訴えました。
萬平は、国を訴えることによって、福子(安藤サクラ)や子供達、そして鈴(松坂慶子)が辛い思いをするのではと危惧します。
東が、「僕が守ります!」「全力で!」と答えたことで、萬平も決断しました。
萬平は最後に、「僕には何も出来ない・・」「それが悔しくてたまらないんです。」と俯むきながら呟きます。
大阪の克子(松下奈緒)の家では、鈴が克子とタカ(岸井ゆきの)に薙刀の稽古をつけていました。
次にまた財務局の連中が来たら、返り討ちにしてやると息巻きながら3人は稽古に励みます。
「やられっぱなしでたまるか!私は武士の娘です。」
「私は武士の娘の娘です。」
「私は武士の娘の娘の娘です。」
と気勢を上げる3人に忠彦(要潤)は、「うちのご婦人達は怖いなあ・・」と呆れ顔。
その財務局では、東から自分達が告訴された事を知り、対応に苦慮していました。
刑務所内では萬平が国を訴えたことを知って受刑者たちも騒然。
一同の勧めで、萬平は剛田(イッセー尾形)に事の吉凶を占って貰うことに。
剛田は萬平の顔を凝視するも、判断がつきかねている様子。
結局、剛田は萬平の事を人ごととは思えないと言って占う事ができませんでした。
謝る剛田になぜか萬平は嬉しそう。(人ごととは思えないと言ってくれたから?)
東は大阪に駆けつけると福子たちに告訴の件を説明。
「勝ち目はあるんですか?」という福子の問いかけに「ないかもしれません。」と東。
東の曖昧な答えに鈴はいらつきますが、福子は萬平が既に同意したと聞くと覚悟を決めます。
しかし鈴は、いつものように悲観的になり、「絶対に負ける・・・負けて、酷い目に遭うのよ・・・」と嘆き、挙げ句に「お国を訴えるなんて、お殿様に弓を引くようなものよ・・・」と大袈裟な物言いをしながら部屋から出て行ってしまいます。
福子はホテルまで東を送った後、街で偶然に牧(浜野謙太)と恵(橋本マナミ)の夫婦と再会。
近くの食堂に入って旧交を温めていると、料理を運んできたのが福子のかつての同僚でホテルの料理人をしていた野呂(藤山扇治郎)。
驚く福子に牧はサプライズを仕掛けたことを打ち明けます。
野呂は、かつて勤めていたホテルが進駐軍に接収された為、思い切って自分の店を持ったとのこと。
話しに花を咲かせているうちに、福子は萬平が憲兵隊に捕まった時にみんなで集まって家にまで来てくれ、鈴に萬平の無実と誠実さを訴えてくれた事を思い出します。
その事を話すと牧と恵は今回の件についても福子を励まします。
「誰も萬平さんが悪いことをしたとは思っていないからな。」
「GHQも財務局も酷いって、みんな萬平さんの味方よ」
東は、尾崎多江(渡辺真起子)から電話で、萬平の件について入れ込みすぎだと苦言を受けていました。
東が、「あの人は絶対に助けなければいけない人なんです。」と反論していると事務所に誰かが訪ねてきた様子。
多江が電話をそのままにして出てみると、入って来たのは財務局の面々。
家宅捜索すると言う言葉に電話の向こうで驚く東。
部長の増岡(菅原大吉)が電話に出ると、電話越しに事態を聞いていた東は、「何の権利があって家宅捜索を!」とすかさず抗議。
増岡は、「お宅の所得に関する強制調査です。」と冷たく告げるとガチャリと電話を切ってしまいました。
以上が今回のあらましでしたが、ラストはあからさまな嫌がらせ、圧力に出てきましたね。
それと自然消滅かと思われていたキャラ、野呂が再登場し、無事だったことが今回わかりました。
これで戦争に行って、安否が分っていないキャラは、竹ノ原(宮田佳典)くんだけですが、こっちは本当に自然消滅かも。

第76話 放送日:2018年12月27日(木)

東(菅田将暉)の事務所に家宅捜索が入ったと聞いて、帰らなくて良いのか?と心配する福子(安藤サクラ)たち。
東は、「調べられてもやましいものはない。」「今、僕が戻れば、事情を聞きたいと言われて面倒なことになる。」と言って落ち着いた態度を見せます。
一同は、ここまで露骨な圧力を掛けてくる財務局の動きに不審を覚え、「何か、後ろめたいことがあるんやないですか?」と福子は疑問を投げかけます。
東は福子の言葉を聞き、見落としていた事柄があることに気付いたようで、考え込む素振り。
忠彦(要潤)が、「そもそも萬平君を刑務所に入れたのは進駐軍や・・」と言うと東は何かを閃いたようで、「そうです。やっぱり、そこがおかしいんだ。」と言うと急に立ち上がり、慌ただしくホテルへ戻っていきました。
その頃、東京財務局では東の事務所から押収した帳簿類を調べていましたが、「あの法律事務所は健全すぎます。」と東を攻撃する材料が見つからずに焦っていました。
部長の増岡(菅原大吉)は、「訴えを取り下げさせる材料を見つけなければいけないんだよ!俺たちは。」と苦慮します。
部下の加瀬沢(小堀正博)が、「やっぱり無理がありますよ。立花萬平をスケープゴートにして徴税しろって進駐軍の言いなりになったから・・」と不満をぶつけると増岡は、「俺だって、こんな糞みたいな仕事はしたくない!」と吐き捨てました。
刑務所では、剛田(イッセー尾形)が萬平(長谷川博己)に事態の推移を尋ねていました。
萬平は、「わかりません・・」と何の連絡もないことを明かした上で、「でも僕は腹をくくったんです。何があっても戦ってやるって。」と自分の決意を吐露します。
その言葉を聞いた剛田は、「偉い・・・あんた・・・偉い・・・」と言いながら感激した様子で涙を流します。
萬平が苦笑しながら、「どうして剛田さんが泣くんですか?」と尋ねると、剛田は「自分でも分らないよ!」と怒鳴り、泣きながら去っていきました。
大阪では克子(松下奈緒)とタカ(岸井ゆきの)が薙刀の稽古に励んでいましたが、鈴(松坂慶子)は、「お国に勝てるわけない・・・」とすっかり意気消沈していました。
タカは稽古で克子に打ち負かされてばかりで、長身の克子はずるいと不満たらたら。
挙げ句に、「お母さんもお父さんものっぽやのに、何で私はチビなの?」と泣き出す始末。
そこに神部(瀬戸康史)がやってきました。
福子に第二子が誕生したお祝いに駆けつけたとのこと。
神部は萬平の事を尋ね、次いで何で薙刀の稽古を?と質問。
タカが説明しようとすると、鈴が、「神部さんに余計な心配掛けるから・・」と口止めします。
そこに世良が、粉ミルクを手土産に「赤ちゃん見にきたで。」とやってきました。
相変わらず調子の良い言葉を連発する世良に、鈴や克子は冷ややかな態度。
「僕は本気で立花君を心配しているんやぞ。」と世良が不満を漏らすと、福子は、「世良さんは悪い人やありません。助けてくださる時は助けてくださいます。」と微妙な表現で取りなします。
そこで克子が、「今が一番助けて欲しい時よ。喧嘩の相手はお国だもの・・」と口走ってしまったことから、隠し事をしている事が世良や神部に気付かれてしまいます。
結局、福子が、追徴課税されて国を相手に告訴した事や東の事務所が家宅捜索された事を説明し、「とにかく、今はとっても大変なんですぅ!」と窮状を訴えました。
事情を聞いて唖然とする世良と神部。
そこにタイミングが良いのか悪いのか東がやってくると、世良と神部は口々に東を糾弾。
「あずま、おまえ、なんちゅう事を!」
「先生ですか?萬平さんを焚きつけたのは?」
東は家の中に入ると、「皆さん、落ち着いて、よく、聞いて下さい。」と一語一語言い聞かせるようにして説明を始めました。
東の調査により、大蔵省主税局から各税務署へ「奨学金は非課税である。」という通達が出ていたことが判明。
つまり、萬平の逮捕は完全な不当逮捕であること。
しかし、そこを責めても進駐軍は開き直るかもしれない。
自分達は日本の法律に従う義務はないと。
以上の説明を受け、福子が「どうするんですか?」と問いかけると、東が答えるより先に世良が口を開きました。
「世間を味方につけるんや。」
東も、「そうです。」と頷きます。
世良と東は、このことを新聞記事にすれば、敗戦で苦しい生活の中、厳しく税金を徴収されて不満が溜っている国民が味方についてくれる筈と説明。
世良が大阪の新聞社にはたくさん知り合いがいると胸を張れば、東も、「東京の新聞社には東京帝大の先輩がたくさんいます。」と頼もしい発言。
福子が、「世間が味方してくれば萬平さんはあそこから出られるのですか?」と核心を突くと、「そこは、駆け引きです。」と東。
東は、訴えの取り下げと引き換えに萬平を釈放することを条件として交渉するつもりであることを説明します。
「さすがは東先生~」と感心する鈴。
しかし、東の次の言葉で鈴の笑顔も引き攣りました。
「ただし、訴えを取り下げるという事は今回の税金を払うということです。」
世良が、「10万円は取られるっちゅうことやな。」と補足すると鈴は途端に不満の声を上げ、一同の顰蹙を買います。
「お母さん、萬平さんと10万円、どっちが大事なの?」と怒る福子。
鈴は、「それは~」と言葉を濁します。
世良が、「10万円やね・・」と鈴の胸の内を代弁すると、「ええっ~」と呆れかえる一同。
萬平は不当逮捕されたとする新聞記事が出て、東京でも徴税反対デモが起こり始め、東京財務局の増岡は苦悩します。
そして増岡は、進駐軍から記事に対するクレームの電話があるとついに怒りが爆発。
最後は、「そもそも彼を逮捕したのが間違いだったんだ!」と声を荒げて電話を切ってしまいました。
東は萬平と面会すると、「訴えを取り下げれば、進駐軍は立花さんを釈放するそうです。」と朗報を伝えます。
しかし萬平は、「やりましたよ!立花さん!」と喜びを爆発させている東に対してニコリともせず、「この税金を払えば、負けを認めるということですよね?」と確認すると、「嫌です。僕は訴えを取り下げません。」とまさかの答え。
以上が今回のあらましでしたが、香田家の茶の間で繰り広げられるコント?を演じる役者陣の呼吸がだんだん絶妙になってきました。
ラストは頑固な萬平の本領発揮といった所ですか。
あと、今回は岸井ゆきのさんの顔いじりならぬ身長イジりがありましたが、あれって本当は松下奈緒さんの高身長イジりなんでしょうね。
それと、細かいツッコミを入れると、この頃の新聞は進駐軍によって検閲され、厳しい言論統制をされていた時代。
進駐軍に都合の悪い記事が掲載される筈はないんですけど。

第77話 放送日:2018年12月28日(金)

萬平(長谷川博己)は、訴えを取り下げない理由として、「あの金は僕だけのものじゃない。泉大津で塩を作り、ダネイホンを作ったみんなの汗の結晶なんです。ここで僕が折れたら彼らに対して申し訳が立ちません。」と東(菅田将暉)に訴えます。
東は、釈放を待ち望んでいる福子(安藤サクラ)に萬平の意向を伝えるのは酷だと考えたのか、萬平の意向を伏せたまま、「訴えの取り下げは10万円を支払うということだから、もう少し粘りたい。」という表現で訴訟の継続を福子に打診。
福子は、「そんなことしなくて良いです。萬平さんを帰してくれるならお金は惜しくありません。」と萬平の釈放を断固優先させることを主張。
東は、「わかりました。」と応じましたが、電話を切ると頭を抱えます。
そこに東京財務局の増岡(菅原大吉)から電話が。
増岡は東に訴えの取り下げを催促します。
東は覚悟を決めると、10万円の支払いについてあくまで争う姿勢を見せます。
増岡は怒って、「訴えを取り下げないのなら裁判で徹底的に争います。こっちは何年かかっても良いんだ!」と東を恫喝。
東が、「こっちもです!」と応じると増岡は電話を切ってしまいました。
増岡は強気な姿勢を見せたものの、電話を切ると、「立花萬平を釈放させたくないのか?あの弁護士は・・・」と困り顔。
刑務所では剛田(イッセー尾形)が、釈放よりも自分の信念を貫くことに拘る萬平を叱りつけていました。
「自分を捨てろ! 馬鹿なんじゃないのか?あんた。」
大阪では新聞を始め世論は完全に萬平を支持。
萬平の即時釈放を求める声が高まり、徴税反対デモも広がっていました。
にも関わらず、なぜ萬平は釈放されないのか?と世良(桐谷健太)は苛立ちます。
世良が、「話しをややこしくしているのはあの弁護士やな。」と推測すると、一同の勧めで福子は東に電話をして状況を確認することに。
「本当の事をおっしゃってください。」と福子から言われ、東は重い口を開きます。
東から萬平が訴えの取り下げを渋っていることを聞くと福子は、「そうですか・・・そういう人なんです。あの人は・・・」と達観した表情で答えます。
その上で福子は、「やっぱり萬平さんには帰ってきて欲しい・・」と語り、自ら萬平を説得することを決意。
福子は生まれたばかりの幸を抱き、東と共に萬平と面会します。
萬平は幸を見ると愛好を崩し、「幸か・・・」と一言呟きます。
親子3人の感動の対面を、背後から感慨深そうに見つめる東。
福子は訴えを取り下げない意向である萬平に対して、「萬平さんの気持ちは、ほんまにようわかります。」と言った上で、三田村(橋爪功)が亡くなったことを伝えました。
そして福子は三田村から授かった、「生きてさえいれば希望はある」と言う言葉を萬平に伝えます。
萬平は、しばし無言で言葉の意味を噛みしめている様子でしたが、やがて、「生きてさえいれば・・・そうだな・・・」と呟きます。
福子は萬平を見つめると、「せやけど、萬平さんには希望はありません!」と急に厳しい言葉を投げかけました。
その言葉に、萬平は伏せていた視線を上げると、福子を見つめ返します。
福子は、熱を込めて萬平に語りかけます。
「今の貴方は死んでしまっているんですもん。」
「萬平さんは発明家です。」
「みんなを笑顔にする、世の中の役に立つ何かを作り出す物が、萬平さんの生きている証やありませんか?」
「せやけど、ここにいたらそれはできない・・・」
「ダネイホンを作り出したように、みんなを幸せにする何かを世の中に送り出すことが、あなたが一番、ほんまに、ほんまにやりたいことやないんですか?」
「これから先のことを考えて下さい。」
「源や幸が成長していくこれからのことを・・・」
そう言うと福子は幸をあらためて金網に近づけます。
萬平は幸をじっと見つめると金網越しに手を合わせ、柔和な表情に。
「あなたがつけてくれた名前ですよ。」
「私の名前と合わせて幸福・・・」
福子がそう語りかけると萬平は目を閉じ、しばし黙考します。
そして萬平は目を閉じたまま、「わかった・・・わかったよ、福子。」と答え、東にも訴えを取り下げると伝えました。
「福子と、子供達と、新しい人生を。」
そう清々しい表情で宣言した萬平に福子は涙。
最後に礼を言う萬平に東は「お礼を言うのは僕の方です。」と感激した様子。
「立花さんからは、福子さんからは、たくさんのことを学ばせていただきました。」と東は頭を下げます。
釈放された萬平は作業場の横を通るとき、鉄条網越しに剛田に声を掛けます。
剛田は私服姿の萬平を見て、「そうか・・終わったのか・・」と感慨深げ。
「あんたはここにいる男じゃないよ。娑婆で頑張れ!」と剛田。
萬平は「お世話になりました」と言って頭を下げると名残惜しそうに剛田と別れます。
剛田は去っていく萬平の後ろ姿に「良い相が出てるぞ・・・」と声を掛けました。
そして萬平は福子と共に大阪に帰ります。
香田家の前では全員が揃って萬平を出迎えました。
萬平は、駆け寄ってきた源を抱き上げると「重くなったな」と嬉しそう。
福子は「やっと家族みんなが揃った。」と幸せを噛みしめます。
その夜、親子4人、初めて家族揃って眠りにつきました。
以上が今回のあらましでしたが、今回も福子の大活躍でしたね。